FC2ブログ

「速吸1944」建造日記 3

皆さん、明けましておめでとうございます。

 本年もホームページ“艦船模型を楽しもう!”およびブログ“建造日記”をよろしくお願いします。

 さて、年末から正月も仕事だった私は、2日と5日のみ休みだったこともあり、ブログの更新はおろか...キット製作も落ち着いてできなかったため、長いこと未更新状態が続いてしまいました。

 では、今年初めの報告は第二船台長からとなります。

 報告、我が船台の今年初めの作業報告を致します。「速吸」は主だったパーツを取り付け、工程は85%程度終了しました。

02_hayasui1944_06.jpg
 12.7糎連装高角砲の取り付け
 艦首一番主砲は盾付きの12.7糎連装高角砲で、キットは盾のみ新規開発をしており、砲自体はシリーズお馴染みの大型艦用艦船装備品をまとめたWパーツのものを使っています。アオシマは、巧みにWパーツを使うので面白いです。

 艦橋構造物の取り付け
 艦橋部はいわゆる箱組的なパーツ割です。艦橋窓はアオシマの特長である透明パーツですが、窓枠を塗り分けることが非常に難しく、個人的には好みません。船体の舷側窓の大きさより艦橋構造物の側窓のモールドが小さいため、0.5㎜のピンバイスでさらって窓のモールドを大きくしました。

 艦橋前デリックの取り付け
 艦橋前のデリックは、この船が貨物的な目的を持つ船だということがわかる良いアクセントです。デリックポストとの取り付けはダボによるものですが、取り付け角度は曖昧なのでデリック先端のフックが垂直になるように取り付け角度を合わせると良いでしょう。

 艦橋脇機銃の取り付け
 艦橋脇の機銃座の25㎜三連装機銃はWパーツのものを使用するようになっていますが、好みでピットロード(PT)の旧艦船装備品に代替えしています。ここは、今風で考えるならば、PT新艦船装備品やファインモールドのものに変えたいところなのですが、なんせ大量に交換すると高額になってしまうのがネックなため、諦めています。

02_hayasui1944_07.jpg
 前部マスト取り付け
 パーツ割は考えているようですが、パーツ同士の合いが不良なために組み立て辛い印象を受けました。

 航空作業甲板脇の機銃取り付け
 この機銃もPT製に交換しています。最近知ったのですが、黒鉄色なのは銃身のみで、銃本体は軍艦色が正解のようですね。

 トップマストは、左右両方とも取り付けました。沈没時の本艦唯一と言われる写真をよく見ると、両舷にマストがあるように感じられます。

 クレーンおよびマスト取り付け
 こちらのマストとクレーンも部品割りはよく考えられていますが、パーツの合いが悪く、組み立ては難しかったです。クレーンの取り付け角度は曖昧なので、クレーン先端のフックが垂直になるように取り付けましょう。

02_hayasui1944_08.jpg
 煙突の取り付け
 特に問題はありませんが、ファンネルキャップの格子部分のモールドが深いか、抜けているとベストですね。

 12.7糎連装高角砲の取り付け
 艦尾の二番主砲も艦首同様に12.7糎連装高角砲です。

02_hayasui1944_09.jpg
 カタパルト取り付け
 汎用の呉式2号5型ではなく、戦艦大和や航空戦艦伊勢などに使われた呉式1号11型です。飛行甲板とカタパルト上面が面一の高さですが、運搬台車の高さ分カタパルトが高いのが正解では?と思います。

 カタパルトは上面には少し過大表現ですが両側面にプラ細棒を取り付けました。

02_hayasui1944_10.jpg 02_hayasui1944_11.jpg
 やっとこんな感じになりました。…あとは、細部塗装と機銃類、艦載機の製作でしょうかね...。


艦船(模型・プラモデル)ランキング
スポンサーサイト

テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

「速吸1944」建造日記 2

皆さん、こんばんは。

 一気に寒くなりましたね...。関東北部でも雪が積もったようで、本格的に冬の到来を感じます。

 さて、本日も第二船台長の報告です。

 報告、我が船台にて建造中の「速吸」は、船体の塗装、甲板の取り付け、艦橋部分のパーツを組み立て、航空機作業甲板の支柱取り付け等を実施しました。

02_hayasui1944_02.jpg
 船体はバスタブ式で甲板パーツを乗せる組み立て方式のため、容易に組み立てられました。船体内部には付属の錘を瞬間接着剤で面的に接着しています。

 喫水ラインはモールドにて再現されており、艦底板の取り付け作業は要りません。モールド以下を艦底色で塗装すれば、華麗に仕上がります。

02_hayasui1944_03.jpg
 航空機作業甲板下の支柱パーツ取り付け
 すべてのパーツが独立したパーツとなっていて、取り付けるのに苦労しました。しかも、接着面が均一になっていないため、支柱の取り付け角度が傾き、非常に苦労させられます。

 画面では、一度塗装した後にパーティングラインを削る作業を行ったため、塗装が部分的に剥がれています。

02_hayasui1944_04.jpg
 艦橋パーツの組み立て
 艦橋は箱組となっていますが、歪が出ないようなパーツ割となっています。ただし、背面は真ん中で合わせるような部品割りとなるため、分割ラインが出てしまいます。

 窓のモールドは船体のものと比べると極端に小さい気がしましたので、0.5㎜のピンバイスでモールドをさらい、少し大きくしました。(画像では窓の墨入れを実施してふき取りをしていない状態です。)

02_hayasui1944_05.jpg
 キャットウォークの取り付け
 船体中央部分のキャットウォークは別部品となっており、支柱部分を丁寧に塗り分けて取り付けました。キャットウォークは実際には両側が手摺ですが、キットパーツはブルワーク表現となっています。床面は木製と考えられるので、タン色かウッドブラウン色で塗るほうが見栄えするのですが、航空作業甲板のタン色と異なる色のほうが見栄えすると考えてウッドブラウン色で塗装しました。

艦船ランキング

テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

「速吸1944」建造日記 1

皆さん、こんにちは。

 第三船台の「大潮」も無事に竣工しことですし...次なる建造艦を模索していましたが、…ふと、目に留まったのが給油艦「速吸」でした。

 そもそも、軍艦好きを20年以上していますが、主力艦ばかりに目が行き、補助艦艇はほとんど知らないというのが実情です。特に給油艦の特集した本が刊行されていないことも重なって、全く知らない艦でした。以前製作したピットロードの「足摺」も知らなかったのですが、こんなマイナー艦がウォーターラインシリーズで発売されるなんて、本当にビックリしています。これも“艦これ”ゲームのおかげですね...。

 でも、この艦...、実写真は沈没中のものを米潜水艦の潜望鏡から撮影したものが唯一だとか。なんとも言えない感情を持ちます。補助艦艇は、艦影が残っているほうが珍しいのかな...、なんとも切ないですね。

 しかも、この艦...、普通の給油艦ではなく補助空母の機能を併せ持った特殊艦艇。模型となった理由もここにありそうですね。でも、この卓上プランは実戦では役に立たず、艦隊の補助空母として活躍した記録はありませんでした。…残念です。

 …というところで、給油艦「速吸」の建造を第二船台にて開始します。

 では、第二船台長の報告です。

 報告、我が船台はだいぶ休暇をとっていましたが、給油艦「速吸」の建造を開始します!

02_hayasui1944_00.jpg
 BOXアートは昔ながらの画風というか、結構個人的には好きな画風です。残念ながら、どなたの作品かはわかりませんでした。艦の計画時に搭載予定だった「流星」ではなく、史実どおり零式艦上偵察機が舞う姿が描かれています。

02_hayasui1944_01.jpg
 パーツはこのようになっています。船体はバスタブ式の一体整形。喫水ラインもモールドされており塗装により喫水線の再現もできるので嬉しい限りです。

艦のパーツは画面右側の二つに集約されており、左上のパーツは艦載機のまとまったものでその下は従来からお馴染みのシリーズ共通艦艇装備品パーツとなっています。

飛行甲板下の支柱が一つ一つ独立したパーツになっているのが驚きでした。

シリーズの代名詞、錘はキチンと同封されていました。また、アオシマのキットでは当たり前となった、艦橋窓のパーツの透明化も行われています。


艦船ランキング

テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

「大潮1941」建造日記 05

皆さん、こんばんは。

 しばらくの間、天候が安定した晴れだったのですが、昨日あたりから不安定で時たま強雨が降る千葉県北西部ですが、皆さんは体調管理はよろしいでしょうか?私は寒暖差にやられて不調気味です...。

 さて、まずお詫びと訂正を...。第三船台にて建造中だった駆逐艦「朝潮1941」は、最終工程のデカール貼りに失敗してしまいまして...、急遽二番艦の「大潮」へ変更することにいたしました。この記事を含め、過去の記事もすべて「大潮1941」へ変更いたしますので、ご了承願います。

 では、第三船台長の報告です。

 報告、我が船台の「大潮」はやっと竣工しました!キットの売りの一つである前後のマスト一体整形のパーツの取り付けと短艇類の塗装及び取り付け、船体中央と艦尾に艦名デカールを貼りました。

003_oosio1941_15.jpg

003_oosio1941_16.jpg
 艦尾旗竿には旭日旗をデカールで再現しましたが、今回は前回「早波」で失敗したアルミ箔にデカールを貼り付けて再現する作業を再度実施し、上手く行きました...。

 ボートダビットとマスト類は少し太めのパーツで、個人的にはもう少し細く再現してほしいところです。マストは主柱と支柱を組み合わせる手間がいらない一体整形なのですが、パーツのバリ取りが結構めんどくさいと感じました。前マストは、ピットロードのキットでは平面的な再現だった信号斜桁の角度が実艦どおり艦尾方向に流れる形で再現されており、嬉しい限りです。

 短艇類の再現は旧キットに付属するXパーツよりも詳細なもので、個人的には十分なのではと思います。特に6m内火艇はキャンバス部分が別パーツとなっていて、再現の仕方を広げるものとして評価できます。

003_oosio1941_17.jpg

003_oosio1941_18.jpg
 …作業は順調に進んでいましたが、最後のデカール貼りで失敗してしまいました。普通にキットへ貼り付けした後、私はデカール軟化剤を使い密着させるのですが、綿棒で慣らす作業で力を入れ過ぎてデカールをえぐっていまったのです。

 非常に落胆しましたが、悩んだ末にストックのピットロードのデカールを使って姉妹艦の再現とすることにしました。ただ、デカールは経年劣化が心配で、しかも大分黄ばんだ色だったのが気になりました。恐る恐る作業してみると、劣化はほとんどありませんでしたが、やはり黄ばみが少しきになりました。とりあえず、これで竣工させます。「朝潮」は以前にピットロード製を製作しているので、同じ艦を作らないようにするという目的は果たせることになり、ケガの功名?かなと楽観的に考えています。

003_oosio1941_19.jpg
 ハセガワの新キット朝潮型駆逐艦「朝潮」を使い、当初ネームシップの「朝潮」として建造していましたが、最終工程でトラブルに見まわれ、急遽二番艦「大潮」として開戦頃の1941年仕様で建造しました。

 艦橋トップの方位盤形状と魚雷積み込み用のオーバーヘッドレールの高さ不足が気になるところですが、それ以外は考証的にも正しく、今風のカッコいい朝潮型駆逐艦が手軽に完成できる良いキットと思います。

 朝潮型駆逐艦は10隻すべてが戦没しており、特にスリガオ海峡の海戦で西村艦隊に属して果てた「満潮」、「朝雲」、「山雲」はほぼ同時に被雷後沈没していて、同型艦3隻が一度に戦没するなって、何とも悲しい気がします。

 現在、ウォーターラインシリーズでは、「朝潮」、「峯雲」、「霞」、「荒潮」の4隻が発売されており、ピットロードからも定番商品では「朝潮」と「満潮」が発売されていますので、良かったら一度作ってみてはいかがでしょうか?


艦船ランキング

テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

「大潮1941」建造日記 04

皆さん、こんにちは。

 日に日に寒くなって来ましたね。10月もあっという間に中旬から下旬に向かっています。今年も残りわずかです。

 さて、第三船台長の報告です。

 報告、我が「大潮」は、船体上部構造物もほぼ取り付け完了し、後は前後マストと短艇類の取り付けをすれば完成となります。

 以前、模型雑誌に掲載されていた朝潮型駆逐艦のニューキットレビーには、予備魚雷用スキッドビームについて、キットには不良個所があると書かれていたのを思い出しました。

 そういえば、キットの取説では前後とも同じ高さの側面パーツを使うように指示されていますが、魚雷格納筐は後部より前部のものが高い位置に装備されているので、これでは前部のスキッドビームの高さが低すぎるように感じられます。よって、少し追加工作を施してみました...。

003_asasio1941_12.jpg
 前部予備魚雷格納筐用スキッドビーム取り付け
 こちらは、同封の余分なパーツとなっている夕雲型駆逐艦のパーツを引用し、キット指示パーツでの高さの足りなさを改善してみました。改造はパーツを差し替えるだけなので比較的簡単です。但し、水平部分のパーツは煙突後部に接着するためには高さが足りないため、プラ棒を加工して取り付け部の高さを増しています。また、取り付け位置に多少のズレが生じるため、取り付け穴を塞いでいます。

 後部予備魚雷格納筐用スキッドビーム取り付け
 こちらは、キットの取り付け指示どおりのパーツを使用。

003_asasio1941_13.jpg
 装填演習機の取り付け
 昔のキットではこんなものは再現されていませんでした。うれしい限り。

 九四式爆雷投射機の取り付け
 対潜兵器の一つで、敵潜水艦を攻撃するためのもの。“Y砲”とも呼ばれ、一度に両舷へ爆雷を投射できる。旧タイプの八一式爆雷投射機はK砲とも呼ばれ、片舷のみ爆雷を投射できるものでした。 旧キットではシリーズ共通の艦船装備パーツ(リニューアルパーツ小型艦用)に含まれていますが、キットにはこのリニューアルパーツは含まれておらず、新たにディティールをアップしたパーツを開発しています。

 爆雷装填台の取り付け
 昔の駆逐艦キットでは大抵甲板と一体モールドで表されていましたが、流石に新キットでは立体感を出すために別パーツとなりました。ピットロードのパーツよりも大戦中のものなので形状も正しいと思います。

 ウインチの取り付け
 これも昔のキットでは大抵甲板にモールドされていたもので、省略されたキットもあったと思います。

 ピットロードのキットは甲板に一体整形されていましたね。別パーツ化は賛否の別れるところかな?

 パラベーンの取り付け
 機雷の除去に使う器具です。大戦中期までの駆逐艦は艦尾常備していたようです。大戦後期になると機銃増備による代償として撤去されていたようですね。

 このパーツも、昔のものに比べると形状が実物に近くなりました。装備形態は甲板に密着させて置いているのが普通のようですが、キット指定のように空中に浮かせて装備する形のほうが模型映えするので、キットの指定どおりにしました。

 手動爆雷投下台
 こちらは甲板一体整形となっています。本当はこの部品を別パーツ化してくれると立体的になるのですが、さすがに無理か...。確かピットロードのキットでも省略されていたかな?
 
 艦尾フェアリーダーの取り付け
⇒ この部分を別パーツとしたのは、ある意味こだわりからでしょうか?でも一体整形では小さすぎて立体には表現できないでしょうね。

003_asasio1941_14.jpg
 主砲の12.7糎連装砲は、砲身が二連装一体で別パーツ化されており、防水布の塗り分けが非常に難しいのが難点...。シリーズ的にはオーソドックスな部品割りですが、砲身基部は防水布までで分割すると塗分けが簡単だったかも...。

 …しかし、砲塔側面にもモールドが入り、見栄えは各段に上昇しましたね...。

 艦首前甲板左右端の傾斜もよく再現されていていい感じ。特型の第四艦隊事件によって艦首切断防止の対策がなされ、このような形状になりましたが、旧日本海軍艦隊型駆逐艦の特長なので、ここはしっかり再現されるべきですね。

 前回も述べましたが、九二式61糎4連装発射管の盾形状は天蓋の縁が角ばった形状なのが面白いですが、たぶん朝潮型の竣工時のものなので、大戦中の朝潮型がこのままの盾を使用していたのか、夕雲型のように縁に傾斜があるものに換装されていたのか、私にはわかりません。


艦船ランキング

テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

アクセスカウンター
プロフィール
軍艦をこよなく愛する中高年男子ですが、戦争を行うことには反対です。

軍艦大好き

Author:軍艦大好き

カレンダー
12 | 2019/01 | 02
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
カテゴリ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR