「大鯨1940」建造日記 01

皆さん、こんばんは。

ゴールデンウィークも後半となりましたが、私にはないものなので、うらやましいですね...。しかし最近の暑さにはまいります...。…すでに夏バテ気味...。

 さて、第二船台にて建造中だった「大鯨SP」キットの付属、伊8潜水艦も無事に竣工し、本命の「大鯨」の建造に取り掛かります。船台を変えて第一船台にて建造することにしました。

 では、第一船台長からの報告です。

 報告、長らく休止中だった我が船台は、潜水母艦「大鯨」の建造を開始します。

 「大鯨」というと空母「龍鳳」の前身というのは、“艦これ”が流行った現在では結構有名になったことと推測します。「大鯨」の後身である「龍鳳」は準同型艦の「瑞鳳」や「祥鳳」に比べ、活躍が地味だったこともあり、また純粋な同型艦は存在しないため、プラキットとしては発売されてこなかったのですが、なんせ近年の艦船模型ブームによりマイナー艦の発売が活発化し、現在ではフジミとピットロードから飛行甲板延長前後の二種類が発売されています。

 我が船台においてもフジミ製キットの飛行甲板が短いバージョンを竣工させおり、一昔前にはレジンキットがほとんどであった旧日本海軍の軽空母が、現在では「神鷹」以外すべてプラキットで揃うという状態は、何とも驚くべき状態というか...嬉しい状態というか...、感無量です。

 こんな状態でも驚いているのにウォーターラインシリーズのアオシマでは「龍鳳」の前身である「大鯨」をプラキット化し、シリーズに加えてきました。近年のアオシマはキットの開発費を稼ぐため、スペシャルバージョンなどの限定キットを先行発売し、最後に定番品を発売する商法をとっていて、「大鯨」も色々な限定キットが発売されました。我が造船所ではこの限定キットのうち、伊8潜水艦キットが付属するスペシャル(SP)バージョンキットを購入。早速、建造に取り掛かります。

 …しかし、ピットロードのレジンキットしか知らなかった時代が長かったので、感無量ですね...。

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 BOXアートへのコメントは伊8潜の建造時と被りますが、シリーズを30年以上支えてきた上田毅八郎氏のもの。ご本人は亡くなられてしまいましたが、アオシマでは現在でも上田氏のアートを製品のBOXアートに使用することがあります。

画面に奥行き感があって、良い作品だと思います。

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 画面は付属の伊8潜パーツを除いたキット内容です。フジミのキットに触発されたのか、塗装しなくてもある程度雰囲気ができるように、色付きのランナーが混入されています。艦首側の上甲板はリノリウム貼りバージョンと木張りバージョンの二種類が用意されており、選択式になっています。

 個人的に検索した結果、板張りのように感じたので、板張りパーツを使用する予定です。

 また、最上甲板の飛行甲板部分右舷側のカタパルト基部は、ストリップ付きの鉄甲板表現ですが、ここはリノリウム貼りが正しい?ようなので、修正する予定でいます。そのほか、詳しく調べると細かな箇所で実艦と異なる部分がありますが、建造意欲減退に繋がるため、知らなかったことにします...。

002_taigei1940_02.jpg
 艦体パーツは左右分割で、3つの梁で歪みを抑える構造になっており、左右艦体側面パーツで艦底パーツを挟み込み強度を高めてさらなる歪みを抑える形でした。

 残念ながら、艦底パーツと艦体パーツの合わせが悪く、仮組を数回して艦底板を加工しないとうまく組み合いません。また、この組み立てだと側面から眺めたときに艦底色が見えないため、個人的な不満により新たに0.5㎜のプラ板を艦底に貼り増しして艦底を再現しました。いつもプラ板の切り出しと整形に苦労させられる作業なのですが、どうしても艦底色ラインを再現したいので作業を行いました。

 舷外窓は艦首尾先端下部に進むほどモールドが甘くなっていますので、0.5㎜ピンバイスでさらいました。

 画像では、付属の錘板も取り付け、艦首錨鎖甲板も取り付けた状態となっています。

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 艦尾側バルジ上の舷外窓
 バルジ上に窓は無いと考えられるので、モールドを埋める予定。

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 艦首側のバルジ上舷外窓
 こちらもバルジの始まりにモールドされた窓があります。疑問なので、埋める予定。…もしかすると、性能改善工事前でバルジが付いてなかった頃の舷外窓図面を参考にモールドをしたのかな?


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「伊8 1941」 建造日記 04

皆さん、こんばんは。

 暑くなりましたね~。今年は暑さが早いようで、体が暑さに慣れていないので、キツイですね...。

 さて、第二船台の「伊号第八潜水艦」、無事に竣工しました。

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 苦手なエッチングを取り付け、付属のデカールも貼り、艶整えも実施。

 完全に竣工した状態です。

 エッチングは手摺のみ選択して使用。艦首側の手摺は長さが長い気がします。とりあえず、そのまま取り付けてますが、カットした方が良かったかも...。

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 艦名デカールは二種類が用意されています。終戦間地かの伊58潜のような黒字に白文字のものとこの横貼る日章旗もあります。でも、伊8潜の場合このような表示をしたのかわからかったので、白文字のみのデカールを使いました。

 旭日旗もデカールですが、デカールは劣化しやすいので...巷でいうサランラップを巻く方法や銀紙を挟む方法を試したのですが...うまくできませんでした。…したがって、普通に取り付けています。

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 日本の潜水艦は、流線形で大きいところがいいですね...。

 艦首尾方向から眺めると、船体は結構太いことがわかります。

002_i-8 1941_11
 艦載機をカタパルトに乗せてみたい気がします。後部にカタパルトを付けていたのは巡潜型までで、この発展形の甲型では艦橋構造物の前にカタパルトが設置されることになります。

 風上に向かって水上機を飛ばす必要からか?、艦首側にカタパルトを装備するほうが運用上好ましかったようです。

002_i-8 1941_12
 中々カッコいいです。

 キットには、エッチングパーツにて艦首の舵や防潜網カッター、測距艤や方位探知器など、多くのパーツが再現されていたが、キットパーツの太さとの兼ね合いから手摺のみを使用しました。

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 後部にカタパルトを持つ、開発途上の形状が魅力的な巡潜型。久しぶりに製作した潜水艦です。


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「伊8 1941」 建造日記 03

皆さん、こんにちは。

 ここの所、風が強い日が多い千葉ですが、最近の強風は昔より強力になっているように感じます。これも、温暖化の影響なんでしょうかねぇ...。

 さて、第二船台長の報告です。

 報告、我が船台の「伊8」は、装備品の取り付けを実施中。ほぼ完成状態となりました。
あとは...、エッチングの取り付けを行う予定ですが、付属のエッチング、色々とあったのですが結局手摺のみを使用することになりそうです。そのほかの部品は、キットパーツとの兼ね合いで使用をキャンセルしました。

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 エッチングの手摺以外、パーツを取り付けた状態。甲板の塗り分けも終了し、墨入れもとりあえず行っています。

 所々、パーツの整形を行ったため、塗装が剥がれているので、後ほど再塗装予定。

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 艦橋前の武装は14糎連装砲。日本の潜水艦で連装砲を装備したのは、伊8と同型艦の伊7の2艦のみとか...。でも、キットの14糎連装砲...、もう少しリアルな形状にしてほしかったなぁ...。

 潜水艦の知識は全くないのですが、大型の伊号潜水艦は巡潜型と海大型に大きく分けることができるようです。伊8は巡潜3型といって巡潜型に属する潜水艦で、日本の潜水艦の始祖である独潜水艦から初めて日本式の潜水艦となったもののようですが、大戦中活躍した甲型、乙型、丙型に比べると初期段階に開発された潜水艦のようですね。

 連装砲の前にある菱形のモールドは艦載艇のハッチ。その前のモールドは魚雷を艦内へ取り入れる場所で積み込み用ダビットがあります。魚雷はここから取り入れ、艦首の魚雷発射管に装備されます。

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 艦橋後部の左右筒型のものは、飛行機格納筒といわれるもので、要するに艦載機を分解して収納しているところのようです。カタパルトが艦尾方向についているのが初期に開発された潜水艦を物語っています。運用上は、あまり好ましくなかったみたい...。

 個人的な検索で、この格納筒前に13粍連装機銃があったようですが、キットでは艦橋後部に装備するようになっています。どうやら、独訪問前と訪問時では装備が変更されているようで、艦首側の14糎連装砲を取り付ける場合、艦橋部の機銃はなかったようです。…ていうか、よくわからないのが現状...。

 艦尾端の上部にある板状のものは縦舵で、艦の下部だけでなく上部にも舵があるのには驚きました...。


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「伊8 1941」 建造日記 02

皆さん、こんばんは。

急に暖かくなりましたね...。日中の暑さは異常なくらいです。この気温差に体が慣れず、だるい毎日...。しかも、ヒノキ花粉に悩まされています...。

 では、第二船台長の報告です。第二船台は、約半年ぶりの更新となりました...。

 報告、伊号第八潜水艦(伊-8)の建造開始です。ウォーターラインシリーズの潜水艦は、パーツ数が非常に少なく、組み立ては簡単です。最近の精密志向に対応したキットでも、それほど多くのパーツ数ではありません。

 アオシマは近年、潜水艦の新規発売を行っていますが、旧キットのリニューアルではなく、新たな開発となっています。この“伊号第八潜水艦”は、潜水母艦「大鯨」のキットのバリエーション展開のために付属されたもので、「大鯨」のキットの付加価値を上げる目的で開発されたようです。同型艦が一隻あるので、二隻セットで売ることが可能なので、何れシリーズに追加されるかもしれません。

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 さて、キットパーツをみると、艦体パーツは左右貼り合わせをするもので、艦底パーツはこの左右の艦体パーツにはめ込む形のものでした。甲板パーツは一体式。画面手前は特別付属の木甲板シール。この木甲板シール、今まで使ったことがない私には非常に魅力的なものでした...。

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 艦底パーツは艦体左右パーツで挟み込むため、外側からは見えない状態となります。
個人的な好みで艦底色のラインが見える状態を再現したいため、0.5㎜のプラ板を艦底に張増しして艦底ラインを再現しました。こうすると、全体のシルエットが腰高となるため、嫌う方が多いようです。…私は腰高のシルエットになることを気にしないため、艦体形状に合わせたプラ板を張り増しし、細部を整形、画面はようやく作業が終了した状態です。

 潜水艦なので艦体パーツが非常に小さいにも関わらず、パーツ前後両端が反り下がり、中央が浮いた状態となってしまうので、力技で矯正を行っています。やはり補強も兼ねることができる錘が欲しいところですね...。

 艦体色で色々と悩みましたが...、横須賀工廠グレーを使うことに決定。我が造船所規定色では、大きさ的に舞鶴工廠グレーとなるのですが、潜水艦は暗い色のほうが個人的な好みのため、横須賀工廠グレーを選びました。最も暗い佐世保工廠グレーでも良かったのですが、何となく一段階明るい色を選んでみました。

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 キット付属の木甲板シールは、リアルで魅力的。本当は使いたかったのですが、戦艦クラスなら気にならない?シールの厚みもさすがにこの位のサイズとなるとかなり気になります。また、甲板上の細かな色分けが難しいようなので、泣く泣く使用をあきらめました。…非常に残念です。


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「龍驤1942」建造日記 8

皆さん、こんばんは。 

 久しぶりの更新です。こんなに長い間更新しなかったのは、ブログの開始以来初めての事...。

 
さて、第三船台にて建造中だった「龍驤1942」は、苦手な艦載機をチマチマと製作し、やっと竣工されることができました。

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 シチュエーションは、竣工したての「準鷹」と第四航空戦隊を組んでアリューシャン列島の攻撃を行った1942年6月頃です。戦隊を組んでいた「祥鳳」が、前月の5月に発生したサンゴ海海戦で撃沈されたため、「準鷹」と組んでの攻撃となりました。艦載機は胴体後部に4航戦の黄色の帯を巻いてます。「龍驤」は一番艦なので帯は一つです。

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↑ 攻撃は三度実施されたようです。甲板に並んでいるのは零戦と97艦攻で、第三次攻撃時は作例のように艦戦6機、艦攻9機だったようです。発艦準備のため、攻撃機を甲板に並べている風景としました。97艦攻は、主翼を折りたたんでいる状態の機を6機再現しました。以外と苦労したのが日の丸のデカールで、余剰在庫には中々大きさが合うものがなく、しかも使用数が多いので調達に苦労しました。

 今回の作品は、昔発売されていた艦船模型スペシャルのアリューシャン攻撃特集号に掲載されていた作山氏の作品を参考にしました。この頃のキットは、フジミの新キットも登場前だったので、作山氏はフジミの旧キットを大改造して実艦に近づける苦労をされています。

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 12.7糎連装高角砲装備
 キット付属のもっとも汎用的でシリーズ共通の大型艦用艦船装備パーツを使いました。現在のハイレベルな艦船模型モデラーには、モールド不足や形状不良などが多く、少々時代遅れのパーツに成りつつあります。照準所盾の下部形状が実物と大きく違うところが不満ですが、個人的には我慢できるレベルのものです。

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 25粍連装機銃装備
 こちらのパーツは、ハセガワの天龍型軽巡の新キットの余りを使ってみました。さすがに最新パーツだけあって素晴らしい出来。これとWランナーの高角砲の出来を比べてしまうとバランスを欠くかも...。

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 13粍四連装機銃装備
 13粍四連装機銃を搭載する艦艇はあまり多くないのですが、空母では「龍驤」のみが装備した対空兵装です。したがって、汎用パーツとしてはあまり商品化されていないため選択肢が狭いのですが、キットのものを素直に使っています。大きさ的にはまずまずといった感じです。シリーズの先代キットとなるフジミの旧キット「龍驤」では、この部分が25粍三連装機銃となっていて、何かと指摘されていましたね...。

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 零式艦上戦闘機21型は、二個小隊を搭載。機体色は飴色といわれる灰緑色で塗装しました。

 97式艦上攻撃機は、三個小隊を搭載。機体色の迷彩で悩みましたが、当時の暗緑色はベタ塗り機体の方が少ないようだったと判断し、土色とのまだら迷彩としました。確か...、「祥鳳」の搭載機はまだら迷彩だったと記憶しています。同じ四航戦の「龍驤」なので、同様にしました。ただし、まだら模様は雰囲気による塗装で実際の塗装はわかりません。

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 前部エレベーターは下げ状態としたので、零戦を一機載せてみました。本キットは格納庫を再現しているので、少しでも再現している部分を見せるためにエレベーターを下げたのですが、何もないと寂しいので艦戦を1機エレベーターに置きました。

 画面手前のマストは、信号かつ無線檣の主マストは三脚楼となっていますが、実艦ではマスト中段より下部がトラス構造の四角柱なので、個人的に気になります。

 艦橋両翼の対空戦闘指揮所床をリノリウム張りとしましたが、根拠はありません。何となく面積がある平坦な部分であり、艦橋付近なので、人がよく使う甲板かな...と思い、リノリウム張りとしただけです。個人的には全体とまでは言いませんが、一部はリノリウム張りだったと考えています。

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 グライプバンドの作製
 前回のコメントでは、床置きで妥協しましたが、その後、気になってしまい...、実艦の収納方法を調べてみました。すると、高角砲甲板下部のハンギングレールより吊り下げられて固定されていることがわかりました。キットの説明書で吊り下げタイプのカッターを取り付けするように指示されているのは、これが遠因だったようです。

 普段、このバンドを再現したことはないのですが、カッターを中刷りするために再現しました。プラペーパーにて再現しましたが、少し幅が太かったかなぁ...。


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