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「朝潮1941」建造日記 04

皆さん、こんにちは。

 日に日に寒くなって来ましたね。10月もあっという間に中旬から下旬に向かっています。今年も残りわずかです。

 さて、第三船台長の報告です。

 報告、我が「朝潮」は、艦体上部構造物もほぼ取り付け完了し、後はマスト類と短艇類の取り付けをすれば完成となります。

 以前、模型雑誌に掲載されていた朝潮型駆逐艦のニューキットレビーには、予備魚雷用スキッドビームについて、キットには不良個所があると書かれていたのを思い出しました。

 そういえば、キットの取説では前後とも同じ高さの側面パーツを使うように指示されていますが、魚雷格納筐は後部より前部のものが高い位置に装備されているので、これでは前部のスキッドビームの高さが低すぎるように感じられます。よって、少し追加工作を施してみました...。

003_asasio1941_12.jpg
 前部予備魚雷格納筐用スキッドビーム取り付け
 こちらは、同封の余分なパーツとなっている夕雲型駆逐艦のパーツを引用し、キット指示パーツでの高さの足りなさを改善してみました。改造はパーツを差し替えるだけなので比較的簡単です。但し、水平部分のパーツは煙突後部に接着するためには高さが足りないため、プラ棒を加工して取り付け部の高さを増しています。また、取り付け位置に多少のズレが生じるため、取り付け穴を塞いでいます。

 後部予備魚雷格納筐用スキッドビーム取り付け
 こちらは、キットの取り付け指示どおりのパーツを使用。

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 装填演習機の取り付け
 昔のキットではこんなものは再現されていませんでした。うれしい限り。

 九四式爆雷投射機の取り付け
 対潜兵器の一つで、敵潜水艦を攻撃するためのもの。Y砲とも呼ばれ、一度に両舷へ爆雷を投射できる。旧タイプの八一式爆雷投射機はK砲とも呼ばれ、片舷のみ爆雷を投射できるものでした。 旧キットではシリーズ共通の艦船装備パーツ(リニューアルパーツ小型艦用)に含まれていますが、キットにはこのリニューアルパーツは含まれておらず、新たにディティールをアップしたパーツを開発しています。

 爆雷装填台の取り付け
 昔の駆逐艦キットでは大抵甲板と一体モールドで表されていましたが、流石に新キットでは立体感を出すために別パーツとなりました。ピットロードのパーツよりも大戦中のものなので形状も正しいと思います。

 ウインチの取り付け
 これも昔のキットでは大抵甲板にモールドされていたもので、省略されたキットもあったと思います。

 ピットロードのキットは甲板に一体整形されていましたね。別パーツ化は賛否の別れるところかな?

 パラベーンの取り付け
 機雷の除去に使う器具です。大戦中期までの駆逐艦は艦尾常備していたようです。大戦後期になると機銃増備による代償として撤去されていたようですね。

 このパーツも、昔のものに比べると形状が実物に近くなりました。装備形態は甲板に

 手動爆雷投下台
 こちらは甲板一体整形となっています。本当はこの部品を別パーツ化してくれると立体的になるのですが、さすがに無理か...。確かピットロードのキットでも省略されていたかな?
 
 艦尾フェアリーダーの取り付け
⇒ この部分を別パーツとしたのは、ある意味こだわりからでしょうか?でも一体整形では小さすぎて立体には表現できないでしょうね。

003_asasio1941_14.jpg
 主砲の12.7糎連装砲は、砲身が二連装一体で別パーツ化されており、防水布の塗り分けが非常に難しいのが難点...。シリーズ的にはオーソドックスな部品割りですが、砲身基部は防水布までで分割すると塗分けが簡単だったかも...。

 …しかし、砲塔側面にもモールドが入り、見栄えは各段に上昇しましたね...。

 艦首前甲板左右端の傾斜もよく再現されていていい感じ。特型の第四艦隊事件によって艦首切断防止の対策がなされ、このような形状になりましたが、旧日本海軍艦隊型駆逐艦の特長なので、ここはしっかり再現されるべきですね。

 前回も述べましたが、九十二式4連装発射管の盾形状は天蓋の縁が角ばった形状なのが面白いですが、たぶん朝潮型の竣工時のものなので、大戦中の朝潮型がこのままの盾を使用していたのか、夕雲型のように縁に傾斜があるものに換装されていたのか、私にはわかりません。


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「朝潮1941」建造日記 03

皆さん、こんばんは。

 昼間は暑いですが、朝夕はめっきり冷えてきましたね...。

 建造中の駆逐艦「朝潮1941」。チマチマと作業を進めています。艦体と艦底板の接着後の仕上げに苦労し、三度も塗装し直してしまいました。

 さて、第三船台長の報告です。

 報告、我が船台の「朝潮1941」、甲板構造物の製作中。艦橋、魚雷発射管、次発装填装置などを艦体に取り付けたところです。

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 本キット、良くできたキットなのですが...、残念ながら現在のところ唯一?の弱点を指摘されています。それが、艦橋構造物頂部の九四式方位盤の形状。ほぼ同時期に開発し先行発売された夕雲型駆逐艦のパーツをそのまま利用しているためです。

 朝潮型の九四式方位盤は陽炎型や白露型と近い形状で、夕雲型とは結構形状が違っているようです。

 従って、ピットロードの旧艦船装備品セットより九四式方位盤パーツを調達しました。このパーツ、開発がなかり古いため細部のモールドはほとんどありませんが、大枠の形状は朝潮型の方位盤に近いので差し替えました。キットパーツでは、方位盤の上にある3m測距儀は夕雲型と別パーツとなっており、どうして方位盤のみ共通パーツとしたのか?個人的には疑問です。

003_asasio1941_09.jpg
 艦首フェアリーダーは別パーツとなっており、少々過大表現に感じますがシャープで立体感のある整形となっています。ピットロードのキットではこの部分は一体整形のためなのか、表現が甘かったことを思い出し、さすがに新キットだなぁ...と感じられました。

 艦体と艦橋のバランスも良い感じです。旧キットでは省略されていた、艦橋後部のダクトもキチンと再現しています。

003_asasio1941_10.jpg
 このキットで最も嬉しかったのが、魚雷発射管を夕雲型と別に開発していることです。夕雲型の発射管盾と結構異っているのが、キットパーツを比べるとよくわかります。夕雲型のものは魚雷発射管と盾は一体整形でしたが、朝潮型のものは盾と発射管本体が別パーツとなっていて面白いです。

 煙突はパーツ割などはオーソドックスなのですが、小煙突のパーツの表現がピットロードのパーツに似ています。但し、ピットロードのキットよりは組み立て易かった印象でした。

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 画像奥は夕雲型駆逐艦の中期型を表す「早波」。以前製作したハセガワの新キットです。

 朝潮型駆逐艦は夕雲型の元になった形状であり、全体を大雑把にみれば似ているのがよくわかります。

 解りにくいかもしれませんが、魚雷発射管の盾の形状は両者で異なっているのがわかります。同じ四連装発射管でも微妙に異なっているのですね...。一番発射管の予備魚雷格納筐が、朝潮型では効率を優先して発射管のすぐ後ろとなる第二煙突両舷にあるのですが、夕雲型では被弾した際の防火上の理由から一番煙突両舷に移動しています。

 つまり、一番発射管と二番発射管の間に予備魚雷があるため、魚雷が誘爆した際に連鎖的にすべての魚雷が誘爆するのを防ぐ目的なのです。

 個人的には、朝潮型の形状が整っていて好きです。


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「朝潮1941」建造日記 02

皆さん、こんばんは。

 台風で塩害が酷い千葉県北西部です。車やベランダは塩だらけ...、停電や電車も止まり、台風24号の後遺症に悩まされています。皆さんは、無事でしたか?

 さて、細々と建造している当造船所ですが...、第三船台長の報告が届きましたので公開いたします。

 …報告、我が船台の「朝潮1941」は建造開始しました。このキット、私の購入したキットも初回ロット生産品にため艦首側面に三角状のヒケがありました。メーカーでは丁寧な対応をしており、艦体部品の交換をしてくれますが、個人的には交換してもらう作業自体が面倒くさかったので、パテ埋めで対処し、交換はしませんでした。

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 近年のハセガワ製ウォーターラインシリーズキットは、錘が付属していません。但し、別途調達して取り付けするためのガイドはモールドされており、個人的にはガイドモールドするならば、付属するべき!と思っています。錘の利用に関してはモデラー個人の考えがあって賛否両論ですが、個人的にはシリーズの発売当初の特長は、守ってほしいと思います。この板錘が付属しているのがウォーターラインシリーズなんだな~と実感できるのがキット購入時の楽しみでもあるからです。

 今回は、ストックする古いキットより調達して取り付けました。

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 今回、甲板のリノリウム塗装と艦体色の塗装塗分けは、嫌いなマスキングテープの細切りを貼り付けてマスクし、吹き付け塗装で再現してみました。画像は、マスキングする前のものです。

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 マスキング塗装は仕上がりが綺麗ですが、テープを地道に貼り付ける作業が大嫌いで、やはりストレスが溜まるので、微妙な感覚です。

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 後部の甲板も、先代キットに比べるのがナンセンスかもしれませんが、最新キットらしく繊細でシャープな表現です。

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 このキット、最も苦労したのが艦底パーツを取り付けした後の艦体側面の仕上げでした。艦底パーツの厚みが薄いため、普通に接着すると側面の荒れが目立ってしまうのです。

 個人的にはあまり実施しなかった、紙やすりによる表面磨きをおこないました。塗装による境界面の再現にも、結構苦労していますが、結局納得できるまでには仕上げられませんでした。


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「大鯨1940」建造日記 05

皆さん、こんばんは。

 久しぶりの更新です。

 さて、第一船台にてスローリーに建造していた「大鯨1940」が無事に竣工しました!

 結構、いいキットだな...というのが率直な感想です。艦種としては地味ですが、特長的な艦容は、最前線で戦う戦闘艦艇とは違った面白さがありますね。

 では、第一船台長の報告です。

 報告、我が船台の潜水母艦「大鯨1940」が竣工しました。航海艦橋付近の形状がリサーチ不足で異なっている以外は、細部まで良く再現されているキットだなと感じました。

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 艦首上甲板のカッターおよびダビット取り付け
 舷側に張り出すか甲板上に吊るすか迷いましたが、収納状態で再現しました。

 一番高角砲の取り付け
 定番のシリーズ装備セットであるWパーツのものをそのまま使用。やはり、やや再現度が古く感じられるようになってます。

 前部マストの取り付け
 組み立ては特にストレスを感じさせません。

 艦橋側面の開口部支柱再現
 0.3㎜丸棒にて再現しましたが、角棒のほうが良かったかな?

 94式水偵製作
 本来はフロートの取り付け部の形状が違うのですが、特にこだわる事無く製作。

 クレーン取り付け
 ワイヤーを伸ばしランナーにて再現すると良いかも?

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 艦尾錨の取り付け
 Wパーツのものを使いましたが、少し大きいですね...。

 艦載艇の取り付け
 取説では艦尾側に向けて取り付けるようになってますが、艦首側に艦載艇の艦首がくるように取り付けます。

 第二高角砲取り付け
 Wパーツのものをそのまま取り付けてます。

 40㎜連装機銃の取り付け
 結構マイナーな機銃なので代替え品がないのですが、残念ながらキットのパーツはモールドがだるいのがネックですね。

 後部マスト取り付け
 一体整形ですが、そこそこ細くてシャープです。

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 呉二号5型カタパルトの取り付け
 Wパーツのものを少し追加工作して使用しました。カタパルト滑走面の両端にプラ棒で縁を再現。側面にある押し出しピン痕によりトラスモールドが無い部分を再現しました。

 13㎜四連装機銃の取り付け
 キットのものをそのまま使いましたが、モールドがだるいです。

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 右舷後方からの眺望。右舷側は、舷側中央部が比較的複雑です。

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 左舷前方からの眺望。左舷舷側はのっぺりしていて変化に乏しいです。空母「龍鳳」の母体なので、結構全長がありますね。


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「朝潮1941」建造日記 01

皆さん、こんにちは。

久しぶりのブログ更新となってしまいましたが、最近体調不良のため、作業を控えておりました...。

さて、第三船台では空母「龍驤1942」が無事に竣工しましたので、新たに建造する艦を模索していましたが、昨年よりリニューアルが進むハセガワの駆逐艦を取り上げてみたいと思います。夕雲型は建造したので、個人的に好きな朝潮型をチョイスしました。ネームシップとなる「朝潮」の開戦時仕様です。

 では、第三船台長の報告です。

 報告、我が船台では駆逐艦「朝潮」の建造に入ります。朝潮型駆逐艦は甲型駆逐艦と言われる陽炎型および夕雲型駆逐艦のベースとなった艦隊型大型駆逐艦で、日本海軍が特型駆逐艦以来久しぶりに建造した大型の駆逐艦でした。

 前型の白露型は軍縮条約の制限を受けた中型駆逐艦だったため、速力と航続力に不満があり、これを改善する目的で建造されたのが朝潮型駆逐艦です。基準排水量が2,000tとなり、大型の船体に特型並みの兵装を盛り込んだもので、12,7糎連装砲3基、61㎝4連装魚雷発射管2基と次発装填装置は次型の陽炎型に引き継がれています。また、艦橋構造物も陽炎型と似ており、第一魚雷発射管の次発装填装置がダメージコントロール上の見地から陽炎型では発射管の後から前に改正された以外は、外見上の大きな違いが無いくらい完成されたものでした。

 …と朝潮型のウンチクはこの位にして、先ずはBOXアートの感想。

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 ハセガワのウォーターラインシリーズではお馴染みの“加藤単駆郎”氏のもの。氏の作風は艦容の形状が正確に感じられて色彩もリアルでカッコいいのが特徴。古鷹型および青葉型のリニューアル時にBOXアートの不評から売り上げも伸び悩んだ?ようなことを聞いたことがありますが、その後の新キットでは加藤氏のアートが定番として採用されています。好評なんでしょうね~。

 朝方でしょうか?戦場に向かう勇ましい姿を左舷後方より描いています。舷外電路があるので、大戦中の姿ですね。

003_asasio1941_01.jpg
 箱の中身はこんな感じ。ハセガワ独特の包装の仕方で、パーツはすべてが一つの袋に入っています。

 …これだと、パーツ同士が干渉して部品にダメージを与えることがないのかな?なんて疑問に思います。説明書は大判のもの。見やすいのですが、個人的には狭い環境で作成するので邪魔になり、負のイメージ。デカールはパーツの袋とは別に包装なしで挿入されているのが特徴です。

003_asasio1941_02.jpg
 画面左下のMパーツは3つあります。画面左上のEパーツは2つあり、これが朝潮型の魚雷発射管で、Mパーツのものは夕雲型の開発時に製作されたもので、今回はあまり使うパーツがありません。

 画面下段中央のGパーツのマストは一体整形で立体的になっており、ピットロードのパーツより進化しています。

 艦体パーツは一体整形で艦底板が別パーツ。側面が露出するオーソドックスなタイプです。

 画面下段中央の袋に入ったパーツは12.7糎連装砲塔。スライド金型を使っており、側面までモールドがキチンと再現されています。


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軍艦をこよなく愛する中年男子ですが、戦争は嫌いです。

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