「子日1933」建造日記 01

皆さん、こんばんは。 

 東日本大震災から今日で9日経ちました。あっというまに時が流れた気がします。

 我が家では家電類や食器や本棚などの損害は無かったのですが、何故か自分の作品を収納しているコレクションケースが大きく揺れたため、コレクションケースの上に堆積していたアクリルケース3個がすべて落下、そのうちの一つはアクリルケースが外れ、側面に大きくヒビが入っていました。中の作品は台座に固定していたため大事には至りませんでしたが、アクリルケースの蓋が外れたものは、推測ですが、ケース蓋が中の作品の前部マストに接触したのでしょう、多くの艦艇が前部マストや後部マストを破損していました。この破損がひどいケースに収納されていたのは長良型軽巡です。ほかの2ケースはケース蓋が外れなかったこともあり、衝撃で前部マストやレーダーが剥離した状態のものがある程度の被害でした。

 そして、アクリルケースの下の木製とガラス張りのコレクションケースは、推測ですがコレクションケースの下には本をぎっしり詰めたカラーボックスがあり、これが大きく揺れた関係で恐らくコレクションケースが激しく壁と接触したものと思います。このため、ケース内のガラス板が固定ビスより外れてしまい、仕切り板が落下、ガラスの板は重いので直撃を受けた艦艇は大破、仕切り板が落下したために一緒に落下した艦艇も損傷したものと考えます。ケースの扉も衝撃で開いていたため、破損で飛び散った部品もケース外へ飛散しました。

 仕事休みの休日に損傷艦艇を修復。本日やっとすべての損傷艦艇修理が完了となりましたが、英戦艦「ロドネイ」のみ、艦載艇の一隻が最後まで見つからず、結局諦めました。

 前置きが長くなりましたが、このように震災復旧を行っていたため新造艦の建造に手が回らなかったこともあり、建造日記は停滞していましたが、本日、第四船台にて駆逐艦「子日1933」の建造を開始しました。

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 本来ならば通常商品を購入して建造するのが当造船所のスタイルなのですが、発売当初は限定販売のみかと勘違いしてしまい...エッチング付き商品を購入してしまいました。
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「子日1933」建造日記 02

皆さん、こんにちは。今回は第四船台長の報告です。

 報告...、「子日1933」の船体と甲板塗装、上部構造物の製作と塗装を大雑把に行いました。このキット、モールドは実にシャープで、中々良いキットですね。

 一つだけ気になった部分があります。第二煙突基部後の部分、第二魚雷発射管の先端が当たらないようにえぐれている部分のパーツですが、このパーツ、本当は幅が二倍なのでは?と思います。取説の図面を見てもそう感じますし、取り付け部分を見てもそう思うのですが、実際はどうなんですかね?

 魚雷運搬軌条のモールドはこのくらいしっかりしていると塗装しやすいですね。

004_nenohi1933_01.jpg
 甲板の塗装
⇒ リノリウム色はGISクレオスのMr.カラーを使用、エアブラシ塗装して細部は筆塗りです。

 上部構造物の製作と塗装
上部構造物はブロックごとに製作し、個別に塗装した後に船体へ接着しました。艦橋構造物の船体取り付けは、取り付け位置に遊びがあり、位置決めに戸惑いました。また、第二煙突は右舷前方へ斜めに取り付けるのが正解のようです。知らないと戸惑いますね。

 少し疑問なパーツ(B18)
⇒ 前記したとおり、幅が足りないのでは?と感じるパーツです。

 船体の製作と塗装
⇒ 船体は流行りの左右分割式では無く、一体整形。しかし、スライド金型を使用しているのか?舷側のモールドは実にシャープ。

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「子日1933」建造日記 03

 皆さん、こんばんは。

 第四船台長の報告です。

 報告...、我が船台にて建造中の「子日1933」は、船体主要部の建造、取り付けを実施中です。もともと個人的にはエッチングパーツが好きになれないので、エッチング付きのキットを購入したことは大失敗だったのですが、まさか...通常版が発売されると思ってなかったところが敗因ですかね‥。

 それでも、通常版より高い買い物をしてしまったので、意地でもエッチングパーツを使いたいと考えていました。その後、月間モデルアート誌にてキットのレビューが掲載されたため、じっくり検討し、エッチングを使っても全体の雰囲気は損なわないと判断したのですが、少し気になったのがエッチングパーツに差し替えた部分が過剰に大きく感じるところでした。

 そして、実際に作業を開始。爆雷投下器を取り付けた状態ではそれほど感じなかった違和感でしたが、魚雷運搬用のスキッドビームを船体に接着してがっかりしました。やはり過剰なまでの存在感なのです。単純には精密でカッコいいのですが、全体的なバランスを見ると、個人的にどうしても許せません。しかも、エッチングを使ってまで精密に仕上げることは考えていないので、なおさら違和感を覚えてしまいます。しかも...スケール的にも少し大きすぎる。エッチング製作慣れをしていないので作業は四苦八苦状態でしたが、何とか製作して溜まるストレスに耐えた努力が水の泡となってしまいました。

 泣く泣く、取り付けたエッチングを剥がしてプラパーツに変えた次第です。画像では艦橋窓枠のエッチングも貼り付けて剥がしているので、艦橋部も少し見栄えが悪くなっています。 せっかくエッチング付きで高価なキットを購入したのに、悔しい思いでした。しかし、エッチングパーツで使用できるものもあると考えています。ボートダビットと手すりのパーツです。これらのみ使用することとしました。

004_nenohi1933_02.jpg
 喫水板の塗装
⇒ エアブラシにて、GSIクレオスのMr.カラー艦底色を塗装。

 第一主砲塔の仮組み
仮組みです。塗装は実施済みですが、ランナー切除部がモールドにかかっているところがあり、処理が大変です。側面モールが詳細なので、残念ですね。    
 
 第二主砲の仮組み
こちらも仮組み。取り付け用のダボが長すぎるためか?船体側の穴が浅いせいか?不明ですが、砲塔が船体より浮き上がってしまします。ダボを短くする予定です。

 艦橋窓枠の取り付け
⇒ 前記のとおり、エッチングを取り付けて剥がしているので、少々ダメージがあります。後日修正予定。

004_nenohi1933_03.jpg
 第一魚雷発射管の取り付け
発射管には魚雷が装填されていますので、魚雷部を丁寧に塗装しました。本体は銀塗装。弾頭部は黒色塗装です。パーツは船体に取り付け済みです。

 前部スキッドビームの取り付け
⇒ エッチングにしようと思っていましたが、プラパーツに変更しました。

 探照燈台座の取り付け
⇒ 特にコメントなし。

 スキッドビームのエッチングパーツの取り付け
⇒ 今回の限定キットの売りであるエッチングパーツ。組み立てはなれないと難しいですね。特にスキッドビームは上端の角の丸みを再現するのが難しいと思いました。

 第二魚雷発射管の取り付け
⇒ 仮組み中。前部のパーツとの干渉が問題となったため、船体に取り付けを保留中。

 中部スキッドビームの取り付け
⇒ この部分はエッチングパーツには無いので、少しアンバランスな感じを受けます。

 後部スキッドビーム
⇒ こちらのパーツもエッチングの使用を取りやめました。少し大きいため、存在が強調されるパーツ。エッチングにすると尚更目立ちます。

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 第三砲塔の仮組み
⇒ 仮組み中です。  

 第三魚雷発射管の取り付け
⇒ かなり高い位置に取り付けられていますね...。 実際のところ、こんな高い位置からの発射で上手く魚雷が出走したのだろうか?…と思います。 取り付けダボ用の穴が設計ミスで一回り大きいため、船体に固定する際苦労します。

 疑問だったパーツの修正
⇒ 前回の作業で疑問を投げかけたパーツ。後ろの魚雷発射管パーツを仮組みして驚きました。なんと、魚雷発射管の前部先端がこのパーツと干渉してしまうのです。

 仕方なく、取り外しましたが、しっかりと接着していたため、剥がす作業でパーツを破損してしまいました。よって、疑問だった幅の不足も修正を加え、プラ板にて再現しました。

004_nenohi1933_05.jpg
 爆雷投下機の取り付け
⇒ この部分はプラ整形部分を削ってエッチングを取り付けるように指示されています。大きさはやはり過大表現となりますね。エッチングの組み立ては結構苦労しました。箱組みは難しいです。

 爆雷装填台の取り付け
⇒ このパーツもエッチングがありますが、使用しませんでした。

 爆雷投射機の取り付け
⇒ プラパーツのみ付属する部分です。

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「子日1933」建造日記 04

皆さん、こんにちは。

 第四船台にて建造中だった「子日1933」は、ほぼ完成しました。あとは艦名デカールと艶整えで完成です。

 出来上がりをみると、“中々カッコいい”と感じますので、このキットはオススメです。個人的に勝手な分析をするならば、駆逐艦の前作である陽炎型よりも、しっかりした詳細なモールドが全体の雰囲気にメリハリをつけていて素晴らしいと思います。WLのモールドはどちらかと言うと上品で繊細であり、押さえ気味のもので1/700の縮尺としては正当なのですが、素組みだとインパクトが小さく、出来上がりが面白くないのです。もともと小さなスケールなので、モールドを強調すると映えると感じ、今回のキット内容には大満足です。

 個人的には、製作の際に与えるストレスを避ける意味でもエッチングは必要ないと思いますので、安価な通常版をオススメいたします。アオシマのWLは、前作の「蒼龍」といい、良い製品となりましたね。今後の新製品も楽しみです。

 さて、第四船台長の報告です。

 報告...、我が船台にて建造中の「子日1933」は、以下の作業を実施しました。
 
004_nenohi1933_06.jpg
 左舷側の艦載艇、塗装と取り付け
⇒ 艦載艇はWLのリニューアル武装パーツ(小型艦艇用)を使用。キットの指定どおりです。カッターのキット下地色が浮き出てしまい、塗装がイマイチなので少し修正予定です。

 艦橋後部の手すり取り付け
⇒ 当初、エッチングの手すりはすべて使う予定でしたが、個人的に船体を手でつかんで移動させることが多いため、破損を恐れて甲板外周の手すりは使わないことにしました。
 
 40㎜機銃の塗装と取り付
⇒  
少しモールドがあっさりしているようにも感じますが、これはフジミやピットロードのキットを見慣れたせいですね。

 第二煙突中段の手すり取り付け
 エッチングパーツを円弧を描くように取り付けるのは、結構難しいです。 

 左舷側のボートダビット取り付け
⇒  ボートダビットはエッチングを使いました。エッチング付きの限定版を購入して勇一気に入った部分です。しかし、パーツを折って厚みを出すのですが、ダビット脚部が繊細な形状なので、折る作業は難易度が高いです。私はパーツを折ることはせず、左右のパーツを切り離したのちに合わせて接着しました。

 前部マストの製作と取り付け
 
キットでは少し太い感じを受けますが、強度の問題からも仕方ないのでしょうか?但し、空中線展開用の斜め桁が後方に伸びていて立体感があり、以前のキットを違うところに進化を感じます。

 探照燈の塗装と取り付け
 
キットパーツよりWLの大型艦艇用に付属しているものを使った方が良いかな?と感じました。作例ではキットパーツのものをそのまま使用しています。

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 右舷側のボートダビット取り付け
⇒ 左舷側のコメントと同様です。

 右舷側の艦載艇、塗装と取り付け
 左舷側のコメントと同様です。6m通船はWLのリニューアル武装パーツには無いため、新規に開発したようですが少しモールドがダルイ感じを受けます。 

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 艦首旗ざおの製作と取り付け
 
今までのWLキットでは主柱のみの再現でしたが、このキットは支柱を別パーツ化しています。やや太いのが難点ですが、仕方ないですね。キッの説明書では、支柱パーツが艦尾旗ざおのものと入れ違いと思っています。

 測距艤の取り付け
 
ピットロードのものに比べると、かっこ悪いように感じますが、WLでは余り再現されないパーツなので、妥協ですね。

 後部マストの製作と取り付け
⇒ 少し太いのですが、これは我慢です。気になるのであれば、真鍮線かプラ丸棒の極細に交換ですかね?

 艦尾旗ざおの製作と取り付け 
⇒ 艦首旗ざおと同様です。支柱パーツは艦首のものと入れ違いで取り付け指示をしていると思います。

 ダビットの取り付け
 
少し大きすぎに感じられますが、ピットロードのキットやタミヤのキットを考慮したもので、再現するだけで評価するべきでしょう。

 モールドの凹部に墨入れ 
 
船体側面の窓は墨入れしなくでも十分しっかりしたモールドです。個人的には黒色でしっかりモールドを表現していますが、リアルさを求めるのであれば、やわらかい表現とするべでしょうね。

 キットの探照燈台座や機銃台座、外周にブルワークが再現されていますが、実艦では手すりとなっています。また、この手すりにキャンパスを張って風除けしていることが多いのが実状なので、ここは白系統の塗料で塗装すると簡単に映えます。こだわるのであれば、削り取ってエッチングの手すりを取り付けるのが良いですかね。

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「子日1933」建造日記 05

皆さん、こんにちは。第四船台長の報告です。

 報告...、我が船台にて建造中だった初春型駆逐艦2番艦「子日1933」、やっと完成しました。

 今回は、エッチング付きのキットであったため、サクット素組みで楽しむことは出来ませんでしたが、キットは詳細でメリハリのあるモールドであり、完成後のインパクトも素組みで十分カッコいいです。多少疑問のパーツもありましたが、組み立てはそれほど難しく感じられませんでした。ただ、エッチングパーツの採用部分については、少し疑問な所もありました。

004_nenohi1933_09.jpg
 射撃指揮所天蓋の修正
 
射撃指揮所の天蓋は固定天蓋ではなくキャンバス張りのようなので、セールカラーで塗装し直しました。

 伝声管の再現
 結構目立つ構造物なので、主要部のみ再現しました。本来は円筒管が複数の束となっているのですが、プラ角棒で束を再現しました。

 艦名デカール貼り
⇒ 貼りやすく、上質なものです。

004_nenohi1933_10.jpg
 錨の取り付け
 前回の作業報告洩れだったので、今回改めて記載しました。WLの小型艦艇用リニューアルパーツを使用。錨の中央部突起は先端より8割を取り除いて取り付けました。

 駆逐隊番号デカール貼り
 
「子日」は第21駆逐隊です。僚艦は「初春」、「若葉」、「初霜」とすべてが同型艦で構成されていました。

 艦尾、軍艦旗掲揚
 この姿で戦闘はしていないので、軍艦旗は艦尾に掲揚です。 WL通例のシール。デカールよりも経年劣化がないため、個人的には好んで使っています。

 いかがでしょうか?いかにも重武装で強そうな艦容。特に第一、第二主砲塔が段重ねとなっているところと、艦橋構造物が三段になっていて特Ⅲ型の竣工時と同じ形をしているところが勇猛そうに感じますね。でも、トップヘビー(言い換えれば頭でっかちで転びやすかった)な船として、基本的な性能は悪かったため、竣工してすぐにすっきりした艦容へ改装されました。中型駆逐艦なのに大型駆逐艦の特型と同じ武装を盛り込んだところから設計上に無理があったことは、誰でも判っていたのでは?と思いますがね。

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軍艦をこよなく愛する中年男子ですが、戦争は嫌いです。

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