「山城1941」製作日記 1

皆さん、こんばんは。 

 第四船台では、扶桑型戦艦2番艦「山城」を開戦時仕様で建造します。
キットはアオシマが2008年に全力投球した名作キットです。旧キットの出来が悪かったこともあって、早々にリニューアル対象になりました。船体の甲板モールドは、1番艦の「扶桑」と共用している関係で「山城」とは異なる配置ですが、艦橋構造物や煙突周辺などは「山城」専用パーツとなっています。艦尾のリノリウム甲板も「山城」となっているようです。
 
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 ヨシハラ氏のBOXアート。素晴らしいですね。

 キットでは、艦橋頂部の形状が箱絵のように防空指揮所増設の形状に変化した最終時の1944年となっていないため、今回はあえてキットパーツを活かした1941年時としました。

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上部構造物を塗装中、昔ながらの手法で木甲板をブラシで吹き、突起物はすべて筆塗りしています。
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「山城1941」製作日記 2

第四船台長の報告です。

 報告...、我が船台で建造中の「山城1941」は甲板の塗装で苦労しました。結構複雑な突起物が多い戦艦の甲板を塗装するのは一苦労です。最近ではマスキングシートや木甲板シートなど、お金をかければ便利で華麗に仕上がるグッズが多く発売されており、艦船模型を作る環境は恵まれています。しかし、私はそのようなものにお金をかけるのであれば、ひとつでも新製品を購入したいので、旧来の方法にてチマチマ…チマチマ塗装していました。

言い訳ですが、画像的に変化が乏しいので更新しなかったのです。

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 前部甲板と中部甲板のつなぎの修正
 
以前も実施したのですが、気になるので再度修正しています。

 艦橋構造物の取り付け
パーツの分割が複雑で、念入りの仮組みが必要です。安易にパーツを組み上げると艦橋全体が歪になる可能性があります。

 煙突の取り付け
別売りのエッチングパーツを使い、探照灯台のトラス構造物を再現していますが、不注意から煙突後部一箇所はエッチングパーツを破損させてしまい、キットパーツを使って補修しています。 

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「山城1941」製作日記 3

第一船台長の報告です。 

 報告…、建造中の「山城1941」は、艦橋構造物の建造中です。このキット、艦橋頂部の形状は最終時ではなく、1943年頃までのものを表しています。今回、1944年時仕様のキットをわざわざ1941年時としたのも、このパーツ形状を活かすためでした。したがって、1944年次とするには修正する必要があります。「扶桑」のリテイクがあったので、「山城」のリテイクにも期待したいところです。

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 副砲指揮所前方の機銃座修正
こ の部分、キット説明書では25㎜機銃の取り付けを指示していますが、防空指揮所になったようなので、取り付けダボを修正する必要があります。本来は機銃座を削り取り、滑り止めストリップの修正をするところですが、中々高度な技量が必要なので、穴埋めのみ行いました。
なお、艦橋構造物は複雑なパーツ割りで組立にはすり合わせが必要です。しかし、苦労して組み立てると実艦同様な雰囲気を醸し出す素晴らしい艦橋構造物が出来上がります。

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 後部艦橋の修正
 
後部艦橋の頂部キットパーツは、同型艦「扶桑」との違いを表現するために専用パーツにて電探室が再現されています。制作年次では不必要なので削り取る必要があります。画像の奥側は「扶桑」のパーツで、手前側が「山城」のパーツ。電探装備前は「扶桑」と同様の形状なので、以前制作した「扶桑」の余剰パーツを使いました。「扶桑」のキットにはこのパーツが二つあります。なお、失敗談ですが…始めはリサーチ不足でキットパーツをそのまま組み立てしまい、パーツを剥ぎ取るのに苦労しています。強引に剥ぎ取ったので接合部のモールドを傷めてしまいました。リサーチは常に重要ですね…。 また、画像の「山城」パーツは当初電探室を削り取ろうとしたため、破損しています。(ニッパの切込みが入っています)

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「山城1941」製作日記 4

皆さん、こんばんは。

 第四船台長の報告です。 
 

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 主砲射撃指揮所の取り付け
 
キット指定の1944年には、21号電探を装備したことによりこの部分を撤去しているので、キットでは誤りとなっています。しかし、キットが発売された2007年頃では明確な証拠も無かったようなので、一概にメーカーのミスとは言えません。今回はこの部分を利用して1941年の「山城」を再現することにしました。 

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 煙突周辺の探照灯台座取り付け
 探照灯台を取り付けました。

まだまだ、先が長いです。

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「山城1941」製作日記 5

皆さん、こんばんは。

最近、建造工程が滞っているので少し頑張りたいと思います。

第四船台長の報告です。

 報告…、建造中の「山城1941」は砲塔制作を実施しました。キットパーツでは砲塔形状に3種類を用意し、1番と6番砲塔は測距儀なしのもの、2番砲塔は天蓋中央に観測所?モールドがあるもの、3番~5番砲塔には観測所?が無いものに別れます。

 建造意欲向上のため、すべての砲塔を左舷に指向させてみました。さながら…、「左砲戦ようぉ~~い!!」なんて感じです。

 キットでは主砲塔が可動式のギミックとなっていて、少し動きがタイトですが遊ぶことができます。6基の主砲塔が艦全体に配置されている姿は、まさに戦艦そのものでカッコイイです。

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 主砲指揮所の塗装
 このパーツ、キット指定の1944年には改装により撤去されていたとの説が現在有力説となっており、1944年のスリガオ海峡開戦時の再現では不要なパーツとなってしまいます。しかし、1943年頃までの山城を表す重要なものになりますので、素組みを希望の方は開戦時から1943年頃の仕様とすることをお薦めします。
→ 防空指揮所床面は、リノリウム塗装としました。

 主砲の制作と装備
左右の砲が均一となるように制作するのがコツでしょうか?最近の作例には、左砲と右砲を上下にずらした交互射撃の姿を表した作風が多く見られるようになりました。主砲塔はギミックで旋回しますが、タイトな噛み合わせなので旋回させるのは大変な作業です。

 舷外消磁電路の装備
電路は少し複雑な形状をしているようで、過去の作例などを参考にしましたが、疑問箇所も多く結構苦労しました。なんせ、正確な位置と形状が不明です。多少は推測で装備しています。

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「山城1941」製作日記 6

第四船台長の報告です。

 報告…、我が「山城1941」は、艦載艇の作製に入りました。完成度85%程でしょうか?あとは艦載機の製作と後部マストの取り付けが残っています。

 当初、何も考えずにキット説明書どおりに艦載艇を取り付けてしまいましたが、その後に艦スペなどの作品や図面を見て驚きました。

 このキット、船体は同型艦の「扶桑」の流用なのは知っていましたが、まさか艦載艇の位置まで「扶桑」と同じなのには驚きました。残念ながら、説明書は「扶桑」の艦載艇取り付け指示となっています。
そこで…調べると17m水雷艇、15m長官艇などキットに付属していないものがあります。仕方ないので、PTの艦船装備セットから調達しました。

 また、別売りのエッチングにて艦尾のクレーンや射出機を再現。特徴的なY型のボートダビットも取り付けました。いろいろとリサーチすると、このY型ダビットはいつから4個装備されたのかが不明です。開戦前なのか、開戦後なのかわかりませんでした。今回は開戦前に装備したものと考え、学研の精密模型を参考に取り付けました。しかし、このパーツは2個不足するので、不足分を「扶桑」のエッチングより調達です。 

 
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 キットモールドのボートダビットの移植
→ 学研の精密模型を元に作業してみましたが、実際にこの位置にあったのか疑問にも思います。モールドは「扶桑」を表しているのでエッチングソーを使い、船体から切り離して移植(画面左から右へ)してみました。

 Y型ボートダビットの塗装と取り付け
 
学研の精密模型は昭和16年時の再現であり、建造中の作例と同じ位置にY型ダビットが再現されています。今回はこれに準じたわけですが、作例の昭和16年時に艦尾側のものがY型なのか従来の形状のものなのかは正直言って不明です。大改装後の1935年の実艦写真や図面では艦尾側のものは従来の形式となっています。これが、昭和18頃にはY型に変更されているようなのですが、いつ改装工事を行なったのかわかりませんでした。 

 別売りのエッチングパーツを使い再現しました。1隻分のエッチングパーツでは2個不足するので、不足分は「扶桑」から調達です。ちなみに「扶桑」はY型ダビットを搭載していないので不要パーツとなりますね。

 汚水捨て管の取り付け
 今回は正方形のプラ棒で再現していますが、実艦の断面形状は実写真を見る限り横長の四角形と推測できます。大きさも迷うところなんですが、余りこだわらずに取り付けました。

→ なお、右舷側のみに上下に線上のモールドがあるのは「扶桑」の汚水捨て管です。今回は削り取っています。

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 飛行機運搬台車 、固定架台の取り付け
 別売りのエッチングパーツを使用しました。エッチングの映える部分です。

 艦載機吊り上げ用クレーンの取り付け
 
アームのトラス構造は別売りのエッチングを使用。クレーン本体はキットのプラパーツを使うことになっています。

 カタパルトの取り付け
→ 
別売りのエッチングパーツを使いました。折り曲げ部分に隙間が出来るのが嫌いなのですが、さすがにトラス構造は映えますね。箱組のエッチングは、組み立て後では内側の塗装が行き届かないため、基本的には組み立て前に塗装します。私は外側面も同時に塗装して組み立て、作業で剥がれた部分はあとでリタッチします。画面はリタッチが未完。

 艦載艇の塗装と収容位置変更
→ 
艦載艇は、キットの説明書指示に従うと、「扶桑」となってしまいます。パーツにないものとして17m水雷艇と15m長官艇があり、両方ともピットロード(PT)の艦船装備セットより調達しました。そのほかの内火艇や内火ランチ、カッターはキット付属のWL大型艦装備セットを使用していますが、統一な仕上がりを望むならばPTのパーツに統一したほうがよいようです。画面では水雷艇と長官艇は作業中のため未装備です。

 備考
→ 余談ですが、この階段は「扶桑」の形状をしており、「山城」では1つの幅広階段となっているそうですが、修正作業は行いません。

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 そのほか、副砲、艦載艇引き揚げ用クレーン、探照灯の取り付けを実施。

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「山城1941」製作日記 7

皆さん、こんにちは。 

 3月もアッと言う間に中旬を過ぎ…下旬に突入。最近、余震が多くて不安な千葉ですが、その時が来るのを恐れていてはどうにもなりません。ここは楽観的な思考で…。   いやぁ~、何だか☂が多いのですが、3月ってこんなに雨が降るのでしょうかね? さて、仕事が多忙でおまけに花粉症…、肉体的にも精神的にも疲れていると感じるこの頃ですが、なんとか建造工程を進めています。第四船台長の報告です。 

 報告…、我が船台の「山城1941」、完成しました。(…と言っても、水雷艇の救命浮き輪の赤色塗装のし忘れと、全体のツヤ整えが未了ですが…。)

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 25㎜連装機銃の取り付け
 
キットパーツは使用せず、お決まりのピットロード(PT)の艦船装備セットと使いました。

 艦載艇の製作と取り付け
 長官艇と水雷艇のみPTの艦船装備セットから調達。細かなモールドが映えますので、墨入れで強調しています。

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 後部マストトップの製作
 
後部マストトップはプラ細棒にて再現しました。僚艦「扶桑」に合わせたためです。但し、「扶桑」は真鍮線で再現しています。

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 艦載機の製作
最近は土色に黄土色を使っていますが、こちらはそのまま「土色」を使いました。やはり少し赤みが強すぎる気がします。「山城」は大戦中期まで95式水艇を搭載していたようですね。

 旗竿の製作
 
こちらもキットパーツは使用せず、プラ細棒にて再現です。「扶桑」は真鍮線で製作しています。強度的には貧弱ですが、製作はこちらの方が断然容易です。

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 1番艦の「扶桑1944」とツーショットです。仕上がりは「扶桑」に準じました。コレクションでは均一的な仕上げが大切な事になります。いかかですか?「山城」の勇姿、少しでも伝えることができれば本望です。

 このように並べると、同型艦なのに違う部分が多くて驚きますね。元々、三番砲塔の制止向きが違うことに起因した改装方法の違いがこのような結果となったのですが、なぜか「扶桑」のほうが人気があるようです。

 「山城」は連合艦隊旗艦任務もこなした艦だし、最終時も旗艦だったことを考えればもっと人気が出てもおかしくないと思いますね。…リテイク版が出ることを願ってます。

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軍艦をこよなく愛する中年男子ですが、戦争は嫌いです。

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