「占守1940/国後1944」建造日記 1

皆さん、こんばんは。 

 
最近になり、ピットロードのスカイウェーブWシリーズの国内生産版に動きが出てきました。シリーズの穴を埋める動きで活発化しています。駆逐艦では白露型、海防艦では占守型と御蔵型を発売または発売する予定であり、シリーズの充実化を目指しているようです。

 
我が第一船台では、早速、海防艦の原形である占守型の製作に入ります。

 
報告...、我が船台では大型艦「加賀」の製作を終えたばかりで疲弊していますが、新造艦の建造命令が下りましたので頑張りたいと思います。

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 BOXアートはヨシハラ氏のもの。米軍機相手に主砲を打放している勇ましい姿の占守。いい塩梅です。但し、本艦の搭載した主砲は平射砲で、航空機を撃ち落とす事は殆ど出来なかったものと思われます。…でもカッコイイ。

 
デザインは新シリーズのもの。

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 キットパーツ。船体部分は既に切り離しているのでご了承ください。左がAパーツ。今回占守型で新たに加わった部分を含むパーツです。右側は従来同様の装備セットのパーツ。成形は昔のものより良くなっているように感じます。

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 船体パーツは既存キットの流用と推測します。金型がかなり疲弊しているようで、バリがものすごく多いものでした。

 艦首側面上部に大きな引けがあるため、タミヤの光学パテで処理。このパテは一癖ありますが、慣れれば速く固まることと、通常のラッカーパテより引けがないので便利品となります。

 パーツは択捉型に似ており、推測ですが択捉型をベースに開発したと思われます。艦橋下部の独特の凹みが特徴的な本型をキチンと再現していますね。
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「占守1940/国後1944」建造日記 2

皆さん、こんばんは。 

 第一船台にて建造中の占守型海防艦は、少し建造工程が遅れ気味です。理由は、鵜来型(大掃海具装備型)海防艦の改装工事を並走して進めたためです。
 この鵜来型、我が造船所での建造は古いもので、10年位前に建造したもの。当時は船体色にすべて横須賀工廠グレーを塗布していたため、現在の基準に合わせるため、塗装し直しました。

 では、第一船台長の報告です。

 報告...、占守型海防艦、船体と主要構造物を塗装し、船体上部構造物の取り付けも大まかに完了です。例によってピットロード(PT)の国内生産版のものは、パーツのバリやヒケが多くて処理に一苦労です。

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 菊花紋章の取り付け
『天皇が陸海軍の統帥を行う』を象徴した、軍艦に天皇家の家紋を付けるもの。いわゆる、軍艦は天皇のものということです。
 
 実際は、駆逐艦より大型艦に取り付けられていた菊のご紋ですが、海防艦という艦種は軍艦籍に含まれていて駆逐艦より位が高かったため、大きさ的には駆逐艦より小さい占守型海防艦にも菊花紋章は付けられました。大戦中期に制度が改正されて海防艦は軍艦籍より除外されたため、このご紋章は取り外されました。海防艦という艦種がもともと退役間近な旧式戦艦や旧式巡洋艦のポストだったため、このような事態を真似たものと推察します。護衛艦というものの重要性を余り認識していなかった海軍の考え方が、良~くわかりますね。
 
 それにしても...、ちょっと大きすぎるかな?という印象のパーツです。

 主砲の取り付け
⇒ 占守型は航空機に対する驚異が余り無かった時代に設計されたため、対艦用の平射砲を搭載しており、対空射撃能力は殆どありません。後の鵜来型とは大違いです。

 不明物の取り付け
⇒ このパーツ、勉強不足で何だかわかりませんでした。 

 舷外消磁電路の取り付け
⇒ 消磁電路の取り付け。いつものとおり、エバーグリーンのプラ棒0.25㎜×0.5㎜を使用。海防艦で舷外消磁電路を持つのは占守型のみです。
 
 ちなみに、舷側窓は0.6㎜のピンバイスにてサライました。上部構造物の窓モールドは大きくて釣り合いが取れませんが、この大きさで船体をモールドするわけにもいかず...、かと言って上部構造物のモールドをし直す手間も苦痛なので、ここは妥協です。 大戦後期は舷側窓を塞いだように思えるのですが、詳細不明なため実施しませんでした。

 煙突側面のヒケ
 2隻セットですが、一隻分のパーツに大きなヒケがあり、ガッカリ…。  塗装後に修正中です。このほうが、ヒケ具合が明瞭で修正作業がしやすいのです。

 船体中央部の機銃台取り付け
⇒ 後期仕様の「国後」にのみ取り付けます。対空機銃強化のために後付された機銃台です。 

 爆雷投下軌条の取り付け
前期型は投下台が片舷3台ずつ装備されていましたが、後期型では対潜水艦能力を強化すべく、投下軌条となりました。

 ちなみに画像奥は、改装工事終了の鵜来型-大掃海具装備型-(日振型)です。

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「占守1940/国後1944」建造日記 3

皆さん、こんにちは。 

 第一船台長の報告です。

 報告...、我が占守型海防艦は、70%の完成度でしょうか? 船体主要部の構造物は取り付け完了です。あとは、艦載艇の塗装と取り付け。

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 前期型のマスト製作
 前期型の「占守」は、キットパーツの形状不良と整形不良のためプラ丸棒にて新規に製作しました。キットの前部マスト主柱は、上段の見張り所に加え中段にも見張り所が再現されており、変な感じです。合わせてバリが多く、整形も断面が真円ではないので、思い切ってプラ丸棒に変更しました。結構作業が難しいですが、出来上がりは格段に良くなります。

 後期型のマスト製作
⇒ 後期型の「国後」は、既存の海防艦との整合性も考えてキットパーツをそのまま使用しました。外箱の裏の塗装図によると、後部マストトップの形状がキットと異なっていますが、資料不足によりどちらが正しいのかわかりませんでした。

 旗竿の取り付け
⇒ やはり、マストを作り直した「占守」では、不釣合いなくらい太く感じます。旗竿も交換するべきですね。

 後期艦の艦首機銃座取り付け
⇒ 特になし。形状的に正確?

 8cm迫撃砲及び台座取り付け
⇒ 少し砲身が太いですが、スケール的に仕方ないと思います。

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「占守1940/国後1944」建造日記 4

皆さん、こんにちは。

 最近、寒暖差が激しくて身体が付いていかないですね…。今日も初夏のような陽気でしたが、寒い日は平年を下回る状態です。太陽の活動も過去に例を見ない動きになるとか…。地球環境の変動には不安を覚えますね。

 さて、第一船台長の報告です。

 報告、我が船台にて建造中の占守型海防艦は、無事に竣工しました。
今回もキットパーツの成形があまり良好な状態でないため、バリやヒケの処理に手間取った感じです。このあたりが、タミヤなどと違うんですよね。

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 リールの取り付け
⇒ 実艦でこの位置に装備していたかどうかは不明ですが、説明書通りに取り付けました。高雄型重巡の開発時にリール側面に脚がモールドされたものが発売されましたが、キットでは初期に開発された脚モールドが無いもののままです。

 前期型の艦橋側面の機銃 
⇒ 前期型は、25㎜連装機銃この部分に装備していただけなので、本当に対空兵装が貧弱なことに驚かされます。航空機の驚異を考慮した設計ではなかったことが良くわかりますね。

 方位測定儀の取り付け
⇒ 方位測定儀は、黒鉄色で塗装しました。

 探照灯の取り付け
⇒ 実艦では殆ど使わなかったと言われている装備品です。

 煙突後部両舷の機銃
 大戦後期の対空機銃増備の一貫として装備されたもの。左右に1基ずつ装備です。

 艦橋前面の機銃
 大戦後期の対空機銃増備の一貫として装備されたもの。前期型にはない装備です。

 後期型の艦橋側面の機銃
 大戦後期になると、艦船の天敵は航空機となります。対空機銃の増備は必修で、小さな船体の海防艦も出来る限り機銃増備を実施しています。この部分は、基本形の本艦から発展系の鵜来型まで機銃座が設けられていましたが、本型では当初連装を設備していました。これが、3連装機銃に変更されています。

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↑ 占守型海防艦「占守1940」(画面奥)、「国後1944」(画面手前)、完成です。 

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