「瑞穂1940」建造日記 1

 皆さん、こんばんは。 

 第一船台は、予定であった「神通」を取りやめ、新キットの「瑞穂」の建造に入ります。

 水上機母艦という艦種、世界的にみても決して珍しくはないのですが、軍艦としては空母が本格導入される前に発達した古い艦種であり、車輪付きの飛行機の運用方法が軍艦上で確立されてからは、水上機の運用が不便なことから衰退していったものと思われます。…千歳型も空母に改装されましたし...。

 しかしながら、旧日本海軍は水上機を戦力として重要視していたため、当然ながらその母艦の建造にも熱心でした。 日本は海に囲まれた島国であり、また広大な太平洋を戦線としたため、飛行場などが建設できない場所での貴重な戦力として水上機が重宝された結果、機体の開発も進み、また母艦の建造も他国より本格的でした。

 こうした背景から、日本は近代的な水上機母艦を保有していましたが、水上機母艦の特異的な艦容は魅力的であり、私も旧キットの「千代田」を建造しましたが眺めていると...とても面白いと感じるものです。

 アオシマの千歳型水上機母艦はシリーズ初期のキット群でも評価が高かったもので、リニューアルはもう少し先なのでは...と個人的には思っていましたが、今回のリニューアルには正直言って驚きました。でも、アオシマのリニューアル作業は現在ほとんどのキットにおいて行われていることを考慮すれば、当然のことだったのかも知れません。大型艦でリニューアルが未実施なのは、“大鷹型空母”のみとなりました。しかし、この艦は本当に地味なのでリニューアルされるかどうかは個人的に少し疑問...と思っています。

001_miduho1942_00.jpg
 画像の上は旧キットの「瑞穂」。シリーズ№523で2002年に発売されたものです。画像の下は今回新発売された「瑞穂」。シリーズ№550ですが、BOXアートは旧作のものをそのまま使用しています。今となっては懐かしい上田氏のアート。空と海の色が明るい印象となった晩年の作品の特徴をよく現しています。シリーズで新旧キットに同じBOXアートを使うのは珍しいことです。外箱のサイズは同じですが、新キットはパーツ数が多くなり、箱いっぱいに詰まっています。大きく変更されたのはローマ字の色ですね。

001_miduho1942_01.jpg
↑ 画像の上が新キット、下が旧キットで、箱の左右側面写真。アオシマのロゴは変わりませんが、新キットではさすがに全体のデザインもリニューアルされて落ち着いた感じがします。
 しかし...、艦容の側面図が千歳型なのが...残念です。 

 その昔、良く模型店に通っていた頃は、棚に積んであった模型は外箱のこの面を最初に見るため、側面図がやけにリアルに感じて購買意欲をそそったものでした。この側面図は個人的にスケールモデルとしてのキットをさりげなくアピールしているため、非常に重要なものと思いますね。
 
001_miduho1942_03.jpg
 外箱の下側側面。旧キットではBOXアートと艦の性能データの記載でしたが、新キットでは完成品の写真と別売り発売のエッチングパーツが掲載してあります。

001_miduho1942_04.jpg
 画像の上が新キット、下が旧キットで、外箱の上側側面写真。旧キットではシリーズ性を強くアピールした販売方法だったため、シリーズでアオシマが発売している重巡「利根」と「高雄」を宣伝しています。一方、新キットでは「瑞穂」の戦歴が簡単にまとまられていて、単体キットとしてのアピールを強く感じ、今風の仕上がりとなっています。10年の歳月は、模型の宣伝の仕方も変えました...。
スポンサーサイト

テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

「瑞穂1940」建造日記 2

 皆さん、こんにちは。 

 最近、地震が気になりますね。先ごろの三宅島の地震は噴火とは関係ないとか...。その後に宮城沖で地震も起きましたし、地震断層の活発化が懸念されます。 

 さて、我が第一船台の「瑞穂」、建造意欲が減衰し、停滞していましたが本日少し作業しました。では、第一船台長の報告です。

 報告、我が船台では水上機母艦「瑞穂」の建造を開始。まずは旧キットの製作からと思っていましたが、新作キットも平行して製作することにしました。リニューアルされたキット内容をみると旧キットをベースとした開発をしていることがわかります。

001_miduho1942_05.jpg
↑  まずは、旧キットの内容を。全体的なパーツ割りは昔ながらの簡素なもの。ウォーターラインシリーズ(WL)の中では旧世代のキットですが、アオシマの発売している旧世代キットの中では一般的な評価が高かったものです。画像中央下部のパーツが「瑞穂」の発売により新規に開発されたパーツ。また、煙突のない「瑞穂」の発売に合わせ、船体の煙突取り付け部を金型改修によって別パーツにしています。

001_miduho1942_06.jpg
 甲標的母艦「千代田」の艦尾パーツ
 開発にあたり喫水板を共通としたため、喫水線より上で形状の違いを出しています。小型潜航艇の“甲標的”を発進させるためにハッチに改造された「千代田」は余り影響がなかったようです。

 水上機母艦「千歳」の艦尾パーツ
⇒ 上記のような開発経緯があったため、水上機母艦の「千歳」では艦尾の独特な傾斜形状が上手く再現できませんでした。旧キットで最も指摘される部分です。

 水上機母艦「瑞穂」の艦尾パーツ
⇒ 新規に開発された「瑞穂」も「千歳」と同型の艦尾形状なため、抜本的な形状修正が出来なかったようです。「千歳」より喫水線付近の傾斜を強くしていますが、実艦と違った形状のままです。

001_miduho1942_07.jpg
↑ 画像は準同型艦の「千歳」の旧キットと並べてみました。「千歳」はその昔「千代田」を建造した際に建造したもので、作業途中で放置状態になり、すでに5年以上が経過...。 

  「千歳」の1番高砲波除板の形状修正
⇒  「瑞穂」でも共通するかな?現時点では不明ですが、旧キットでは角ばっていましたので丸みを付けています。「千代田」ではキットの形状で正解のようです。

  煙突取り付け部の金型修正
 
このキットと比べると煙突基部のパーツが別パーツ化されていることがわかります。下段の「千歳」は一体整形でしたが、上段の「瑞穂」では別パーツとなっています。「瑞穂」は煙突がないために修正したものです。

 発射架台の形状修正
 前部カタパルト位置へ水上機を上げるための発射架台は形状が実艦と異なっているので修正したものです。「瑞穂」も同様ですが今回の製作で旧キットの修正は行いません。この部分、考証が進んだことにより新キットでは実艦と同じものになったようです。「千歳」のキットと「瑞穂」のキットを比べるとこの部分の形状が違うことがわかりますね。

 なお、艦橋後部両舷の高角砲取り付け位置は旧キットでは艦首側に寄りすぎていたようです。新キットでは修正されたのかな?
 検証は次回ということで...。

テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

「瑞穂1940」建造日記 3

 皆さん、こんばんは。 

 我が“千葉県某地域”では、久しぶりにまとまった雨となりました。 

 さて、2013年の静岡模型ホビーショーも無事に開催されたようですが、最近は模型業界も色々とあるようで...、業界とは無縁の私でもなんとなくそんなことを感じる次第ですが...フジミがホビーショーに参加しないことや、秋の幕張メッセでのホビーショーにタミヤなどは参加せず、東京ビックサイトでホビーショーを行うなどの情報を聞くと、素人でも色々心配しますよね...。

 では、本日は第一船台にて建造を開始した水上機母艦「瑞穂」について作業を進めましたので、第一船台長の報告です。

 報告、我が「瑞穂」は旧キットの船体建造から開始、追って新キットの建造を開始した状態です。
 やはり、前回掲載した旧キットではパーツ数が少ないために容易に建造出来そうな感じを持ちますが、新キットでは同型艦へのバリエーションなども考慮され、パーツ数が極端に多くなっています。

001_miduho1942_08.jpg
↑ まずは、新キットのパーツをご覧ください。パーツの中央にある船体と喫水板および錘は、すでに製作済みです。旧キットにくらべパーツ数は多くなり、細かなものが増えています。甲板のモールドが詳細となっており、考証が進んでいることを実感します。

 プラ素材が旧キットに比べるとやわらかく、船体と喫水板の取り付けでは、船体に歪みのでないように苦労しました。

001_miduho1942_09.jpg
画面は上が旧キット、下が新キットです。旧キットでは、キットモールドに従い、あえて考証抜きで塗装しています。このキット、艦橋構造物下部の最上甲板にあたるパーツが左右で別パーツとなっていて、上甲板パーツとの合いが悪いのが欠点です。

 新旧キットを比べると、全長は新キットの方が若干大きいです。

001_miduho1942_10.jpg
舷側面を新旧キットで比べると、旧キットの方がモールドが明瞭なのが判ります。カタパルト基部の張り出しも旧キットでは、オーバー気味に再現されていますが、新キットでは控えめの再現です。

 旧キットでは、消磁電路が細く再現されていますが、新キットにはありません。また、汚水捨管の再現やバルジ補強材の再現も新キットでは見られません。バルジは旧キットより新キットの方が長くなっています。艦尾形状、艦首形状は新キットのほうが実艦に正確のように感じます。

 画面では新キットの全長が旧キットに比べてかなり大きく見えますが、撮影角度によるものであり、実際には若干新キットが長い程度です。

テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

「瑞穂1940」建造日記 4

皆さん、こんにちは。 

第一船台長の報告です。

 報告、我が「瑞穂」は甲板の細部塗装中です。旧キットのほうは上部構造物の取り付けに入りました。


001_miduho1942_11.jpg
↑ まずは、旧キットから。当初、キットには消磁電路が再現されていたため、追加作業で電路の再現をしないことにしていましたが、艦首および艦尾のモールドが成形不良だったため、追加工作で再現しました。旧キットは1942年仕様で製作していきます。

 艦橋脇両舷の高角砲台座は位置が実艦と異なっていますが、素組みとするために修正はしません。

001_miduho1942_12.jpg
↑ 次に、新キット。旧キットに比べプラ材質がやわらかく、艦体がいびつになりやすいので注意が必要です。当初、最終時の1942年仕様で製作していましたが、艦尾のハイマントを装着していた時期が1940年頃のため、製作年次を1940とすることにしました。従って、艦舷の消磁電路は再現しません。

 中央部後端のエレベーターは下げ状態を再現しました。

テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

「瑞穂1940」建造日記 5

 皆さん、こんばんは。 

 第一船台の「瑞穂」の建造、少し進めましたので、第一船台長から報告します。

 報告、我が「瑞穂」は、細部塗装を実施中。旧キットは艦橋部まで組み上げました。新キットはモールドが詳細な分だけ筆塗りも苦労しています。

001_miduho1942_13.jpg
↑ 旧キットは、ご覧の通り。喫水線の艦底色も塗装しました。

001_miduho1942_14.jpg
↑ 新キットでは前部の第一高角砲台座取り付けと艦橋基部の最上甲板取り付け、船体中央の水上機上昇台を取り付けました。水上機の移動軌条は内部をリノリウム色としましたが、確かな根拠はありません。特型や睦月型駆逐艦の魚雷移動軌条でレール内がリノリウム貼りという事実があり、作業員の効率を考えるとこの方が良いのでは?といった考えによるものです。

<追伸>
 ⇒ この作業、結局無駄となってしまいました。完成後に軌条内のリノリウム色を艦体色へ変更しています。 

テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

「瑞穂1940」建造日記 6

皆さん、こんにちは。

 第一船台長の報告です。

 報告、我が船台で建造中の「瑞穂」×2は、以下のとおりです。

001_miduho1942_19.jpg
まずは、旧キット。船体中央部の天蓋というか?機銃甲板というか?を取り付けました。艦載艇も丁寧に塗装して取り付けました。

001_miduho1942_20.jpg
↑ 次いで、新キット。艦橋構造物の製作と塗装中です。船体には仮止め。詳細なモールドに対応した塗装に四苦八苦しています。

001_miduho1942_15.jpg
 
  この部分、何を現しているのか判りませんでした。

 94式射撃指揮装置
⇒ 
リニューアルパーツより調達し、下部を切り詰めて取り付けました。

 通風筒?
⇒ 
左舷に1つ、右舷に2つの取り付け指示があります。

 水面見張り所および測距艤
⇒ 実艦では2㎜ほど艦首よりです。その下の高角砲も艦尾側に再現されていますが、実艦ではもう少し艦首側に装備されていました。

001_miduho1942_16.jpg
 前部クレーンの取り付け
艦載艇と干渉して船体中央へアームを向けないと取り付けられなかったため、クレーン主柱の取り付け穴を塞ぎ、高さを増しました。さらに、艦載艇の取り付け架台がオーバー表現で、艦載艇の高さが高くなるので、架台を削って調節しました。

 後部クレーンの取り付け
⇒ 取り付け位置の指示が曖昧です。

 排気管の取り付け
⇒ 天蓋パーツと干渉して舷側に傾いてしまいます。

001_miduho1942_17.jpg
 艦尾ハイマントの取り付け
⇒ 
取り付け位置が無く、接着面も小さいために苦労させられます。ロール上面に大きな押しピン跡がありますので、パテで整形しました。

001_miduho1942_18.jpg
 双眼鏡の取り付け
⇒ 
旧キットではただの棒だったものは、新キットではキチンと双眼鏡になっています。パーツは繊細で小さいので、ランナーから切り離しや船体に取り付ける際きを使います。私のものはランナーにて破損していましたが、修復して取り付けました。

 94式高射装置の取り付け
⇒ キットのものは形状が少し異なり、モールドがないのでリニューアルパーツより調達し、下部を切り詰めて取り付けました。

 側面の水面見張り所?取り付けと塗装
⇒ このパーツ、クリアーパーツなので、窓枠と天蓋を塗装しました。

 測距艤の取り付け
⇒ 隣のパーツとアームが干渉してしまい、パーツを船体と平行に取り付けることが出来ません。仕方なく少し艦尾方向を向かせて取り付けました。

 航海艦橋窓の取り付けと塗装
⇒ 窓枠の塗装は至難の技です。窓奥が見えるので裏面を銀色で塗装しました。

テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

「瑞穂1940」建造日記 7

 皆さん、こんばんは。 

 寒かったり...、暑かったり...、大雨だったりと、変化に富む天気ですね。最近は“異常気象”と言う言葉、毎年聞かれますが、年々異常さが大きくなっているように感じられます。 

 さて、本日は、二隻同時建造という無謀な体制をとっている第一船台からの報告です。今回は、新旧キットを別々で報告します。まずは、旧キットから第一船台長の報告です。 

 報告、我が船台の旧キット「瑞穂」は、ようやく艦容が整った感じです。本日は以下の作業をしました。

001_miduho1942_21.jpg
旧キットは、ほぼ完成状態です。あとはキット付属の怪しげな形状?零式三座水偵を3機製作するだけとなりました。今回改めて製作してみると、当時としては部品の再現がマニアックで開発者の丁寧なリサーチと意欲的なリアルさ追求を感じます。シリーズの中でも係船桁や舷門などの部品を再現したキットは、当時無かったと思います。全体的な仕上がりも今のハイレベルなキットと比べな駆れば十分楽しめるものですが、艦橋基部の最上甲板構造物とでもいいましょうか...、両舷に高角砲が装備されている構造物の部品割りが舷側パーツを構造物本体に接着するピットロード風のパーツ割りで、この部品の整形に苦労させられるのが難点ですかね?

001_miduho1942_23.jpg
 12.7㎝高角砲の製作と取り付け
⇒ 12.7㎝高角砲は、キットに付属されているリニューアルパーツを使用。測的室の形状がもう少し実物に近いと、いいのですが、私的には十分の再現度です。

 艦首側25㎜連装機銃の取り付け
⇒ 25㎜機銃もキットに付属されているリニューアルパーツを使用。本来ならば、ピットロードの旧シリーズの武装パーツを使うのですが、あえてこのパーツを使いました。全体的にシャープなモールドですが、大きさと形状が少し不満なのが残念です。

 方位測定器の取り付け
⇒ 前回では基部のみ再現された部分の用途がわからず、?と思っていましたが、どうも説明書では指示が欠落?故意的にない?のか判断できないのですが、「千歳」の説明書を見ると方位探を取り付ける部分のようなので、取り付けて見ました。実艦では位置が異なっていますが、それは考えないことに…。

 前部マストの取り付け
⇒ マストは簡素ですが素組みです。中段のトラス構造を再現すれば、もっと映えますね。

 艦尾側25㎜連装機銃の取り付け
⇒ 艦首側同様にリニューアルパーツを使用。もう少し小さいと良いんですがね…。

 短艇およびボートダビットの取り付け
⇒ カッターはキットのパーツをそのまま使用。何とか使える形状です。ダビットは太すぎる感じを受けますね。このボートダビット、内側に取り付けも出来るように説明書では指示していますが、艦橋構造物と干渉してしまい取り付けられないので注意を!

 カタパルトの取り付け
⇒ キットのパーツをそのまま使用。可もなく、不可もなくといったところでしょうか? 


001_miduho1942_24.jpg
 探照燈の取り付け
 キットのパーツは使用せず、リニューアルパーツを使いました。

 舷門と舷梯の取り付け
 
このキットの特徴とでもいいましょうか…、シリーズでもこのパーツが再現されたものは他に無いのでは?面白いので取り付けましたが、普通、航行時を再現する場合は不要のものです。

 前部機銃甲板の25㎜連装機銃取り付け
 
リニューアルパーツを使いました。

 後部マストの取り付け
 
前部マスト同様に簡素なもの。

 後部機銃甲板の25㎜連装機銃取り付け
 
リニューアルパーツを使いました。 

 艦首側機銃甲板の方位測定器は、キットのパーツをそのまま使用。少し怪しい形状ですね。

001_miduho1942_25.jpg
 係船桁の取り付け
形状がただの棒状ですが、このパーツを再現するのも当時としてはマニアック。舷門を取り付けする場合は、左右に展開させるほうが良いかも。私は収納上の利用から展開させませんでした。

 艦尾クレーンの取り付け
 
当時としては普通の出来映え。シルエット形状の再現ですね。

 艦尾旗ざおの取り付け
⇒ 画面ではクレーンに被ってしまっていますが、しっかりと太いものが用意されています。

 艦尾ハイマウントの取り付け修正
⇒ 前回では取り付け位置を間違えていたので、こっそり...修正しました。 

テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

「瑞穂1940」建造日記 8

 皆さん、こんにちは。 

 さて、前回は旧キットの記事
 (←旧キット記事へのアクセスは、アイコンをクリックしてください。)を書きましたので、今日は新キットについて作業を進めます。
 
 では、第一船台長の報告です。

 報告、我が新キットの「瑞穂」、上部構造物の製作中です。どのパーツも細くて華麗なものなので、取り扱いには注意が必要です。

001_miduho1942_22.jpg
 武装以外は前後マストと艦尾クレーン、前後の旗ざお以外ほぼ取り付け完了です。

001_miduho1942_26.jpg
 艦首錨の取り付け
 錨は少し小さい気がします。なんだかフジミの「金剛」を思い出すものです。金型製作者が同じなのかな? 

001_miduho1942_27.jpg
 前部機銃甲板と支柱の製作
⇒ 支柱は細かくパーツ割りされていて、立体感ある仕上がりに製作できますが、少し作りづらいです。舷側の配管を別パーツ化する必要があるのでしょうか?

 艦首側クレーンの取り付け
⇒ クレーンパーツは細くて破損しやすいので取り扱いに注意が必要です。私はパーツがランナーについている状態で無理な力がかかっていたようで、製作するために切り離そうと思った時には左右両方のパーツとも中央部分で破断していました。出来れば早めにランナーより切り離しておいた方が良いですね。

 
しかも、このパーツの支柱への取り付け方がイマイチな設定で、旧キットのやり方をそのまま踏襲しています。クレーンの取り付け部分の強度不足と取り付け部分の合いの悪さのため、結構苦労させられました。もう少し容易な方法があったのでは?と感じます。

 艦尾側クレーンの取り付け
⇒ こちらのクレーンも支柱への取り付け方法がイマイチ。

 後部機銃甲板と支柱の製作
 こちらの支柱も前部のものと同様で細かくパーツ割りされたもの。ディーゼル機関の排煙口は取り付け角度が指示書では良く分からないので苦労しました。

001_miduho1942_28.jpg
 艦尾側クレーンの取り付け
⇒ こちらのクレーンも支柱に取り付けるのが一苦労です。

 カタパルト取り付け
⇒ カタパルトは滑走台がモールドされています。これなら水上機をイモ付けできますね。

 汚水捨て管の取り付け
⇒ 別パーツで再現されています。

 艦尾ハイマウントの取り付け
⇒ 旧キットでは取り付け位置が曖昧で苦労しましたが、新キットでは幾分解消されている感じを受けました。

テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

「瑞穂1940」建造日記 9

 皆さん、こんにちは。 

 あっという間に9月も終わり…、10月も中旬に入ろうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか?私は昼夜の寒暖差に体長不良気味です。

 さて、今日は第一船台の「瑞穂」。新旧キットを作り比べてきましたが、ほぼ完成状態となりました。後は艦載艇と艦載機の製作。新キットは素組みでも映えますが、やはり少し作り難い気がします。特に部品割りが凝り過ぎ...。ただでさえパーツは細くて小さいので、もう少し考えてほしいですね。

 では、第一船台長の報告です。

 …報告、我が船台の「瑞穂」、旧キットは水上機の搭載のみが未完、新キットは艦載艇と水上機の搭載が未完という状態です。

001_miduho1942_29.jpg
こうして新旧キットを並べてみると、やはり考証が進んでキチンとした構造物の形状にキットが進化しているのがわかります。改めて思いますが、水上機母艦というもの、特異的で魅力的な艦容ですね。

001_miduho1942_30.jpg
 旧キット。全体的な雰囲気は良く捕らえています。パーツのキレが少々劣りますが、良い感じのキットでした。 

001_miduho1942_31.jpg
 12.7㎝連装高角砲の取り付け
⇒ 現在ではいろんなアフターパーツが発売されていて、よりリアルに製作できますが、私はお金を掛けないためにリニューアルパーツで統一しています。

 艦橋前部25㎜連装機銃の取り付け
⇒ 砲身がシャープなのですが、如何せん大きさがあるために現在では不評なもの。銃本体と架台を色分けすれば、それほど大きく感じないと思います。

 艦橋後部25㎜連装機銃の取り付け
キットには、千歳型の発売当時に開発された古いものと、リニューアルパーツが両方とも付属されていますが、旧パーツは基数が足りませんので注意してください。

 12.7㎝連装高角砲の取り付け
キット付属のものは、千歳型の発売当時に開発されたため、2基しかなく、「瑞穂」では3基必要なためにキット付属のリニューアルパーツを使うように指示されています。 

001_miduho1942_32.jpg
 25㎜連装機銃の取り付け
⇒ 「瑞穂」はこの時期の艦艇としては対空機銃類の装備数が比較的多いのに驚きました。この頃の駆逐艦では2基しか搭載していないからです。

001_miduho1942_33.jpg
旧キットに比べ、構造物の形状が実艦に忠実に再現されています。詳細なモールドも加わり、リアルさが増したキット。 

001_miduho1942_34.jpg
 12.7㎝連装高角砲の搭載
⇒ 旧キット同様にWLリニューアルパーツを使用しています。

 25㎜連装機銃の搭載
⇒ こちらは我が艦隊で通例となっているPTの艦船パーツを使っていますが、このパーツも近年ではリニューアルされ、すでに旧パーツとなってしまいました。

 探照燈の取り付け
⇒ とにかく小さくて透明なパーツなので、老眼には辛いものです。

 前部マストの取り付け
⇒ 組みあがると...それなりに映えますが、パーツ割りが複雑で整形が良くなく、パーツの合いも不良。組み立てには非常に苦労しました。非常にストレスを感じたものです。

  25㎜連装機銃の取り付け
⇒ 本当ならば、ファインモールドのナノシリーズにしたいのですがね...、如何せん基数がいるので値段がね...。

 12.7㎝連装高角砲の取り付け
⇒ こちらも、できればナノシリーズにしてみたいだけどね…。

 ボートダビットの取り付け
⇒ 取り付け下部の形状が独特のもので、少し違和感を覚えました。

 水上機吊り下げ用のクレーン?の取り付け
⇒ 旧キットでは無かったもの。位置的にカタパルトへ水上機を乗せるクレーンかな?

  ダビットの取り付け
⇒ 格納状態と展開状態の両方に対応する説明書にしてほしいです。

001_miduho1942_35.jpg
 探照燈の取り付け
⇒ 流行の透明パーツ。レンズを無塗装とし、レンズと反対側を銀塗装後に船体色で着色。

 25㎜連装機銃の取り付け
⇒ 機銃はピットロードの艦船パーツより調達。

 後部マストの取り付け
⇒ パーツの合いはイマイチ。

 方位探知器の取り付け
⇒ リアルさ追求のため、2つのパーツにて三脚を再現していますが、小さくてパーツの取り付けが難しいです。

 ダビットの取り付け
⇒ 収納状態で取り付けしたかったな…。

 探照燈の取り付け
⇒ こちらの探照燈は小さくて、透明パーツだとパーツの輪郭を把握しにくく、塗装に苦労しました。

001_miduho1942_36.jpg
 艦尾クレーンの取り付け
⇒ 実際のクレーンもアームのトラス構造が無かったのか?モールドが全くありません。

テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

「瑞穂1940」建造日記 10

みなさん、こんばんは。 

私的な都合により多忙のため、久しぶりの更新となってしまいました。暇をみてはチマチマと製作していたのですが、どうも艦載機の製作は苦手で...必然的に製作時間も多くなり、このような結果となってしまいました。

しかも、キットの艦載機は主翼を折りたたんだ状態を再現しているので、結構製作に苦労しました。おまけに2色迷彩もやる気を失くす原因に拍車をかける結果となり...です。

…というわけで、苦労した「瑞穂」、旧キットと新キットを同時に製作するという暴挙に走ったわけですが、何とか完成しました。新キットは今風の精密な再現が売りのキットですが、旧キットの作り易さを捨て去ったキットとも言えます。旧キットは新キットの登場により、その使命を終えたキットですが、全体的な雰囲気は実艦を上手く捕らえているものと思います。

思えば、この旧キットが発売された頃、アオシマは空母「天城」の追加発売など試行錯誤してシリーズを盛りたてようとしていたんだなぁ...なんて思い出しました。

…と言うことで、第一船台長の報告です。

報告、我がダブル「瑞穂」は無事に竣工しました。やはり、2艦同時に建造するのは骨が折れます。なんといってもキットの新規開発パーツの艦載機の製作では、苦難の連続であり、なんでこんなに難しい部品割にしたんだろう...となんども思った次第です。 

 やはり、キット付属の武装パーツにある従来からの艦載機程度のものが無難なパーツ割りで、製作も容易と感じます。

001_miduho1942_37.jpg
 零式水上偵察機の製作 
⇒ 旧キットに付属するパーツをそのまま使用。現在の目でみると主翼の形状などが大雑把に感じますが、気になるのであれば付属の武装パーツのものに交換するべきでしょう。今回は、あえて旧キットパーツをそのまま使いました。

 飛行機運搬架台および台車が付属していないため、ピットロードの艦船装備品を参考にプラ棒を切り出して運搬台を製作しています。やはり、イモ付けは抵抗があります。
 
001_miduho1942_38.jpg 
↑ 設定年時では、当時最新の零式水上偵察機を搭載していた可能性は低いと思います。もし、搭載していれば、全面グレー色だったと思います。  

001_miduho1942_39.jpg 
 どうでしょうか?旧キットですが、なかなか良い雰囲気のキットですよね。

001_miduho1942_40.jpg
 キットの95式水上観測機の製作
⇒ 繊細なモールドと精密な再現ですが、1/700という縮尺では非常に細かいパーツ割りとなるため、製作に一苦労します。もう少し部品割りに気を使ってほしいです。

 キットの94式水上偵察機の製作
⇒ こちらも95式水上機と同様、複葉機ということで、主翼の間の支柱まで再現されていますが、組み立てが難しいです。

 キット付属武装パーツの95式水上観測機の製作
⇒ こちらはシリーズでおなじみのキット同封武装パーツセットのもので、組み立ては比較的容易です。1/700とは、このくらいの再現で良いのでは? と思う次第です。

 キット付属武装パーツの94式水上偵察機の製作
⇒ こちらもシリーズおなじみの武装パーツセットのもので、組み立ては比較的容易です。主翼間の支柱が再現されていないのが気になりますが、追加工作も細かい作業となるのでそれなりの覚悟が必要です。

001_miduho1942_41.jpg
↑ 旧キットでは付属していなかった飛行機運搬台と台車が付属していますが、タミヤの最上型のキットのような再現ではなく、中途半端に精密な再現のものであまり絶賛できません。しかも、運搬台は単フロート用と双フロート用で異なるのですが、すべて単フロート用しかないのが不満です。タミヤのものは、キチンと2種類ありました。


001_miduho1942_42.jpg
↑ 大変苦労しましたが、全体の雰囲気は旧キットの良さを損なわず、精密さを進化させたキットです。このキット、個人的のはマストの再現が向上している点を高く評価します。しかし、クレーンの取り付けを旧キットと同じやり方とした点や、艦載機のパーツ割りが細かくて製作が難かしい点に不満を感じるキットでもあります。 戦前仕様のため、舷外消磁電路は再現していません。艦尾のハイマウントは、この時期取り付けられていなかったと言われていますが、詳細不明のためにあえて再現しています。


テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

アクセスカウンター
プロフィール
軍艦をこよなく愛する中年男子ですが、戦争は嫌いです。

軍艦大好き

Author:軍艦大好き

カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最新記事
カテゴリ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR