軽巡「最上1938」建造日記 01

皆さん、こんばんは。 

 めっきり寒くなりました。たぶん...台風のせいでしょう?

 さて、第三船台にて、タミヤのキット軽巡「最上」を建造したいと思います。タミヤは、新キット開発が停滞気味で、特に日本艦については、ほとんど開発されていません。このキットも昔のキットのパーツを寄せ集めて発売したものです。
 しかし、シリーズの拡充という観点からは歓迎されるもので、もう少し早く発売して欲しかったと考えます。


 久しぶりのタミヤ製品。開発は古いものになってしまいますが、タミヤの製品は、商品としてはしっかりしているので楽しみたいと思います。

003-mogami1938_00.jpg
 中々かっこいいBOXアートです。特に背景の空のタッチが個人的に好きです。 

 追記
 (BOXアートの件ですが、ネットでググっていて解りました...。上田氏の作品を加筆したもののようで、原画は1/350の「三隈」のBOXアートのようです。…タミヤのリニューアルは何だか開発費を節約してのものが多いようで、…残念というか...微妙な気持ちです...。


003-mogami1938_01.jpg
 キットパーツはこんな感じ。パーツの開発は、シリーズにおいて第三次拡充時期のものなので少し古いキットになりますが、その分シンプルで作りやすい感じです。

 タミヤのキットとしては珍しい、訂正書が入ってます。塗装色の修正なので、商品としては問題ないレベルですがね...。

 タミヤ独特の軍艦旗の紙印刷と主砲回転可能のゴム製リング。軍艦旗は現在の最新キットではデカール表現が多いのですが、デカールは経年劣化が激しいので、私は紙印刷の方が好みです。

 主砲回転ギミックはタミヤが最初に開発したもの。アオシマも類似品を出しましたが、タミヤほど精度が伴わず、イマイチの印象でした。 ここにタミヤ技術の凄さを感じたものです。 ・・・昔のことになってしまいましたが...。




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軽巡「最上1938」建造日記 02

皆さん、こんばんは。 

週末は、全国的に雨模様...。最近は、冷たい雨が多く、我が家の犬は散歩に行けないのでストレスが溜まっています。

 さて、タミヤのリニューアルキットは最上型巡洋艦が最後で、今現在まで発売されているものはタミヤとしては新規開発キットのみのように思えますが、今後、本格的にリニューアル作業を行うのか?…が気になります。

 では、第三船台長からの報告です。

003-mogami1938_02.jpg
 喫水板と左右艦体パーツを取り付け、航空機作業甲板下の魚雷発射管を再現しました。リニューアル前の旧キットでは、ここまで再現していなかったようで、発売当時は絶賛されました。

 ただし、昔製作したよりパーツのバリが多いのに驚きました。発売から10年が経過しているので、仕方ないと思いますがね~。

 最近の新キットでは省略気味の錘が、キチンと付属されているのが嬉しいです。

003-mogami1938_03.jpg
 旧日本海軍の重巡は、砲戦力とともに雷撃力も高い性能を求められており、表向きには軽巡として建造された最上型巡洋艦も例外ではありません。画像のように片舷6射線の雷撃が可能になっています。このキットでは、魚雷発射管はもとより、予備魚雷も再現されており、こだわりを感じます。特に、予備魚雷は完成後には見えないものなのです。でも、キチンと塗装しました。ちなみに、魚雷発射管は、艦体に対して90度旋回することも可能で、設計がしっかりしています。

 何も考えないとすごいなぁー、強そうだねぇー、なんて思いますが、攻撃力はともかく、防御力側からみると、なんとも危ない装備です。船体内部に魚雷を抱いているため、もし被弾した場合、誘爆して艦体が致命傷になりかねないと思うのです。実際、最上型2番艦の「三隈」は魚雷の誘爆で艦体を大損傷し、後に沈没しています。

003-mogami1938_04.jpg 
 後部甲板パーツを艦体に取り付けました。思ったほどぴったりとは行かず...、結構隙間を取り除く作業に苦労しました。

 甲板上の構造物は、これから筆塗りとなります。



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軽巡「最上1938」建造日記 03

皆さん、こんにちは。 

 今年も...“あっと”いう間に過ぎ去り...、気が付けば僅かに1ヶ月あまりとなりました。 本当に一年が早く感じられる年になりました...。 

 さて、第三船台長の報告です。

 …報告、我が船台の「最上」、上部構造物の取り付けに入りました。

003-mogami1938_05.jpg
 今回の建造にあたり、昔作った軽巡仕様の同型艦「熊野」を参考にしようとしたところ、艦橋構造物中段以下の構造物に多くの違いがあることが判明し、「最上」と同じ前期型の同型艦「三隈」を参考にすることにしました。

 「三隈」は大戦参加重巡の中で、一番最初に沈没した艦としても有名ですが、ミッドウェー海戦時に沈没していますので、兵装強化は行われず開戦当時のシンプルな艦容が魅力的。

 ウォーターラインシリーズ初期開発キット群では、最上型4隻中唯一キット化されなかったため、2002年のリニューアルにより登場したときは本当に嬉しかったです。タミヤはこののち、軽巡の「阿武隈」をキット化したのみで、長いこと日本艦のリニューアル化は行っていません。

003-mogami1938_06.jpg
 上甲板と最上甲板の塗り分けに苦労しましたが、現在の新キットに比べれば簡素なものです。「三隈」建造当時より気力と視力が弱っているため、筆塗りも苦労しています。船体と甲板の合わせはもっとスムーズに行えるものと考えていましたが、結構苦労しました。パーツの接着面にバリが目立ち始めています。

003-mogami1938_07.jpg
 艦橋構造物および煙突の取り付け 
 艦橋構造物のリノリウム再現部分を「三隈」を参考として再現しました。「三隈」建造時には、学研の最上型重巡の精密模型を参考にしたようです。( …当時のことは完全に忘れています。  )

 煙突の煙路が艦橋構造物の下に入る独特の構造が日本艦の特徴ですが、、これを忠実に再現しているため、キットでは艦橋構造物に煙突を載せる形となります。パーツ取り付けの際には、艦橋パーツと煙突パーツ、どちらも艦体に単独で取り付けをせずに、あらかじめ煙突パーツを艦橋パーツの下に噛ませてから艦体へ取り付けるようにします。
 煙突上部のファンネルキャップの再現が見事で、格子状の再現なんか天下一品です。ハセガワの天龍型や妙高型もこのような再現にして欲しかった...。

 艦橋内部の床面は、グレーチング部を茶色、リノリウム張りをリノリウム色に塗り分けています。

 船体側面窓のスミ入れ作業は途中状態です。この頃の窓は庇(いわゆる“眉毛”)の再現がないシンプルな表現でしたが、改造作業するには都合の良いものでした。現在では鋼板の継ぎ目も再現するのが当たり前的な環境になってます。



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軽巡「最上1938」建造日記 04

皆さん、こんにちは。 

 12月に入り、また台風が発生したようで本当にびっくりですねぇ~。今年は1月から12月まで、すべての月で台風が発生した珍しい年だったようで、これも異常気象が当たりまえになってきている要因の一つかもしれませんね。

 さて、第三船台長の報告です。

 報告...、我が船台の「最上」は上部構造物の建造中です。羅針艦橋と煙突周りの製作を行いました。

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 艦橋構造物艦首よりの13㎜連装機銃座のブルワークはキャンバス張り表現とし、白色塗装しました。煙突後部両舷の25㎜連装機銃座も同様です。

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 艦橋天蓋、主砲用測距儀と方位盤の取り付け
 このキット、実艦同様の構造物をきちんと再現しており、測距儀塔は回転するようになっています。ちょっとパーツ同士のかみ合わせがタイトなので、回転させるのが難しいですがね...。

 艦橋前部の13㎜連装機銃は、25㎜機銃より一回り小型になってます。現在ではこれが25㎜機銃としてちょうど良いかな?なんて思います。

 煙突周りの塗装、25㎜機銃座の取り付け
 煙突頂部のファンネルキャップは黒色で塗装。周りの蒸気捨管の開口部も黒色塗装しました。最近のキットでは蒸気管の形状が同型艦でことなるため、別部品となっているものもあります。個人的には一体成形のものがよいのですが、同型艦との違いは再現してほしいので、煙突丸々別パーツとして揃えてもらうのが理想なんですがね...。開発費的に無理かな?

 25㎜機銃座は機銃が大きめなので、十分広い大きさとなっています。ハセガワのキットは縮尺にこだわって機銃座が機銃に対して小さめなので、バランスが悪いことをよく指摘されますが、タミヤはそこらへんのデフォルメがうまいと思います。

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 後部艦橋の製作
 後部艦橋パーツは艦体に仮組み状態です。このキットは艦橋窓が省略されているので、0.3㎜角プラ棒にて再現しました。後期艦の「鈴谷」、「熊野」はモールドにて再現されています。



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軽巡「最上1938」建造日記 05

皆さん、こんにちは。

 第三船台長の報告です。
 
 報告、我が船台の軽巡「最上」、だいぶ出来上がってきました。やはり主砲、高角砲を取り付けると、カッコよくなり、建造に対するテンションが上がります。

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 15.5糎三連装砲塔の取り付け
 砲身まで一体成形のパーツで製作しやすさをアピールしていますが、防水布の塗装が少し難しいです。

 ボートダビットとカッターの取り付け
 このキット、ボートダビットの取り付け方は実艦と異なっており、甲板に直立させるようになっています。しかし、実艦では艦体側面に取り付けるのが正解なので、甲板の穴を塞いで側面に取り付けるようにしました。

 探照灯の取り付け
 探照灯は台座を一体成形で、こちらも製作しやすさをアピールしています。現在の1/700キットでは、細部まで細かく再現させたキットが当たり前のような感じになっていますが、個人的には作りやすいキットが良いです。

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 12.7糎連装高角砲の取り付け
 日本の重巡搭載の高角砲は舷側にはみ出しているため、独特の形状をした波除盾があるものですが、この盾のパーツ、現在の艦船模型レベルでは少しモールドがあっさりし過ぎで、もう少し繊細なモールドが欲しいところです。

 短艇の取り付け
 内火ランチと内火艇を積み上げて取り付けますが、下段の内火ランチはホウを張った状態だとおかしいので、ホウの部分を削っています。

 外舷窓
 この部分、まだ拭き取りをしていないので、塗料がはみ出している状態です。見苦しくてごめんなさい。

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 主砲塔が旋回するので、遊んでみました。15.5糎砲も15門あると迫力的です。米海軍は、この最上型に刺激を受け、計画中のブルックリン級軽巡の主砲塔を4基から5基に増加しています。

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 前型の高雄型重巡で艦橋構造物が巨大化した反省から、非常に洗練されたコンパクトな構造物に変化しています。魚雷兵装を半減させて高角砲を最低片舷3基とすれば、大戦後半にもう少し活躍できた?かな。




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軽巡「最上1938」建造日記 06

皆さん、こんばんは。 

 空気が乾燥しているようで、火事が多いですね~。 火の用心ですね...。

さて、第三船台長の報告です。

 報告、我が「最上」はほぼ完成状態です。後は、艦載機の製作のみです。

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 前後マストおよびカタパルトを装備。艦体はほぼ完成状態です。煙突脇の機銃を取り付ければ艦載機の製作のみ。

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 カタパルトは、今回少し手間をかけました。側面に押しピン跡があるので、丁寧に削って伸ばしランナーにてトラス構造を再現。滑走台は、両端に0.3㎜プラ角棒を貼って、実物に近づけてみました。

 後部マストは、新規開発パーツで、クレーン基部の構造物が重巡時代と異なる形をしています。タミヤのこだわりでしょうか?外見的にはあまり変化はないのですがね...。

 …そういえば、この頃のカタパルト基部は、舷側張り出しが大きかったのではないのかな?と思いました。少し調べてみます...。




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軽巡「最上1938」建造日記 07

皆さん、こんにちは。 

 久しぶりの更新ですが、気が付くと2016年の1月は終わっていました...。

 …では、第三船台長の報告です。

 …報告、我が船台の「最上1938」は無事に竣工です。 

 艦載機の製作と艦尾旗竿に軍艦旗を掲揚しました。

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 艦載機の製作
⇒ 艦載機は、軽巡「熊野」に加えた部品を引用したものと推測しますが、「熊野」では機体番号のデカールがなかったので、今回のデカール追加は大変うれしいです。タミヤは、水偵の運搬台や滑走台をきちんとパーツ化しており、しかも単フロートの機体と双フロートの機体のものを別々に開発しているので、非常に助かります。他のメーカーでは、プラ材でここまできちんとキットパーツとして再現することはありません。

 しかも、カタパルトへの載せ方を説明書で細かく描いており、親切だなぁ~と肝心しました。

 カタパルト基部の形状
⇒ 前回の作業で、この部分の形状に疑問を投げかけましたが、作例の1938年では性能改善工事後となるため、キットの形状で正しいことが分かりました。竣工時の1935年頃とすると形状が異なります。

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 艦尾軍艦旗掲揚
⇒ 艦尾旗竿に軍艦旗を掲揚しました。キットの紙製のものは使わずに、シリーズでよく付属しているシール状のものを使いました。厚みが気になりますが、取り付けは容易です。

 軍艦旗はデカール再現のキットが多いのですが、デカールは経年劣化によりバラバラになりやすいので、ラップで包むなどの対策が必要です。この点、タミヤのこのキットでは、ワザと紙製のものを付属して対応しています。細かな配慮ですね...。


003-mogami1938_20.jpg
 同じ前期型の「三隈」と並べました。但し、「三隈」は主砲換装後の重巡スタイルです。艦橋窓前部の遮る風板の有無や後部マスト形状の違いなど、よく再現しています。

003-mogami1938_21.jpg
 同じ軽巡スタイルの「熊野」と並べてみました。 「熊野」は後期型で前期型とはボイラー数が異なるために給排気口の有無や煙突形状などに違いが多く見られます。

 後部マスト形状の違いもきちんと再現しているようですね。

003-mogami1938_22.jpg
 軽巡時代(性能改善工事後)の「最上1938」、いかかでしたか? バリエーション展開で前期型は大戦前から大戦後期まで幅広い艦容変化を楽しむことが出来るようになりました。

 …あとは、後期型の「鈴谷」、「熊野」のレイテ沖海戦時頃のものが発売されるとうれしいのですがね。



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軍艦をこよなく愛する中年男子ですが、戦争は嫌いです。

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