「三笠1904」 建造日記01

 皆さん、こんばんは。 

 腰痛が長引き、苦労しています。

 先日の12月8日で真珠湾攻撃から75年を迎えたそうですが、我が造船所では当時の五航戦「翔鶴」と「瑞鶴」は今だに建造していませんし、二航戦「飛龍」もアオシマの旧キットのみの建造で、ハセガワの新キット「赤城」も建造中...。 南雲機動部隊の編制はいつのなるやら...。

 さて、本日は船台に乗せたままの戦艦「三笠」を少し建造しましたので、ご報告いたします。では、第一船台長よりの報告です。

 …報告、我が船台の「三笠1904」(黄海海戦時仕様)は、艦体の組み立てと艦底パーツの塗装を実施しました。

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 BOXアートは、「赤城」新キット、天龍型軽巡新キットなどを描いておられる加藤単駆郎氏の作品。今回も動きがある構図で、独特の色彩がリアル感を醸し出しています。
 
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 キット内容は、こんな感じ。明治の戦艦は、全長が太平洋戦争中の駆逐艦くらいしかないので、パーツは少なめです。艦体パーツは左右分割、艦底パーツは舷側が表面に現れる標準的なもの。

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 艦体パーツは左右分割のゆがみを防ぐため、三つのパーツで左右を接続する形になっています。艦底パーツにはシリーズ定番の錘を接着しています。このキットには錘がきちんと付属していました...、個人的に嬉しい限り。この艦底パーツには縦に溝が6箇所掘られていますが、これが何を意味するのか不明です。開発段階で、初めは縦隔壁パーツにて艦体を接続する予定だったのかな?

 しかし、明治艦は乾舷が低いですよね~。これで戦艦なんだから驚きです。乗員もさぞ波を被ったことでしょう...。

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 艦底パーツはいつもどおりエアブラシで吹き付け塗装しました。



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「三笠1904」 建造日記02

皆さん、こんばんは。

 寒かったり...、暖かったり...と、寒暖差が身に染みる日々ですね...。

 さて、今年初めの建造は、第一船台の戦艦「三笠」です。では、第一船台長の報告です。

 報告、我が船台の「三笠」は、甲板構造物の筆塗中。最近、老眼が進み細かな部分が見えないので、塗装作業も四苦八苦しています。

 艦体塗装色は、前回フォーサイト製の「三笠」を建造した際には、大きさから呉海軍工廠グレー色を使ったのですが、今回は戦艦ということで、より重圧なイメージを感じるように横須賀海軍工廠グレーを使いました。

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 艦首部分の塗装では、錨鎖甲板の塗り分けに苦労しました。明治や大正に建造された戦艦の錨鎖甲板は、基本的に木甲板であり鎖の下は鉄甲板となっています。この木甲板と鉄甲板の境界部分のモールドが曖昧で、塗り分けに苦労しました。…できれば、この鉄甲板部分の形状をキチンとモールドで再現してほしいです。

 この頃の戦艦は錨鎖甲板が複雑な形状で、個人的に大好きです。最近のキットではこの部分が詳細なモールドになっており、大変喜んでおります。

 洋上モデルのため、あまりよくわからないのですが、艦首上部先端よりも水面下の方が突き出ている形状が面白いです。これを衝角(ラム)と呼ぶのですが、帆船時代にこの突起で相手の船に突っ込み、船体に穴を開けてダメージを与えるための武器だったものの名残です。

 艦体側面はこの当時の戦艦や巡洋艦にみられる魚雷防御用の網を展開する棒がモールドされており、モールドが複雑で個人的には大好きです。

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 この頃の戦艦の艦尾は、観測機の装備もなかったため、甲板上はあっさりしています。キットでは艦尾側面にボートダビットを取り付け有無の選択があり、今回はダビットの取り付けを選んだことから艦体パーツ組み立て前にパーツ裏より穴を開けています。

 艦尾がぼってりしており、いかにも速力が遅い感じを受けます。それでも、当時の戦艦では俊足だった「三笠」、日露戦争当時は最新の軍艦でした。当時の日本の軍艦は、対戦国のロシアより新型の軍艦を装備しており、練度と相まって日本海海戦の勝利を勝ち得たものと思います。貧乏小国だった日本が借金をしてまで購入した最新の軍艦であり、国民がコツコツと地道に稼いで貯めたお金で購入した兵器なのです。当時の国民の努力が良い方向に結びついた結果で、よかったなぁ~と改めて感じました。



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「三笠1904」 建造日記03

皆さん、こんにちは。 

 寒暖差が激しく、花粉も飛び始め...体調管理が大変です。

 本日は第一船台長の報告です。

 報告、我が「三笠」は上部構造物の取り付け作業を開始しました。

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 艦首側通風塔の取り付け
 このパーツは、黄海海戦時と日本海海戦時で別パーツとなります。日本海海戦時では、戦闘時に通風塔に海水が入り込むのを防ぐため、キセル状の通風孔を撤去し、ダクトを塞いでいます。この事は、今回初めて知りました。以前製作したフォーサイト製のキットでは、ダクトを塞いだ形状のものは再現されていませんでした。考証が進んだことを実感します。

 今回は、黄海海戦時の再現なので、通常のキセル型通風塔を再現しています。

 舷側中央火器の取り付け
 12ポンド砲は一体成型のパーツで、砲の後部がランナーとの接続部分の面積が広いため、ランナーからの切り出しに苦労します。甲板への取り付けは特に問題ありませんでした。

 艦尾側通風塔の取り付け
 このパーツは黄海海戦時も日本海海戦時も同じパーツのようです。

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 上甲板は、タミヤのスミ入れ塗料のブラウンとダークブラウンにてランダムに変化をつけています。1/700の縮尺では控えめにしないと、ボロ船になってしまいます...。

 三笠の建造された頃の前ド級艦は、上甲板に天窓があったようです。以前に製作したフォーサイトの「三笠」ではわかりませんでしたが、このハセガワ製では天窓がモールドにより細かく再現されており、しかもデカールにて窓を再現することができます。私は、基本スタンスは“素組み”にて楽しむことなので、デカールを使ってキット指示どおり作業しようか迷いましたが、さすがに天窓デカールが極小の円形なので、塗装にて再現しました。画像では小さすぎて艦尾甲板の六角錐形のものしか、わからないです。

 艦体の手前は艦中央の構造物のボートデッキですが、艦首尾パーツが別パーツとなっていてはめ込む構造になっています。パーツ合いはあまり良くない印象でした。



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「三笠1904」 建造日記04

皆さん、こんばんは。

 数日前には雨が降り、千葉県は霜注意報まで出てました...。…と思ったら、昨日今日と日中はポカポカ陽気です。寒暖差が大きく、油断すると体調を崩しますのでご注意を...。

 さて、本日は久しぶりに第一船台長の報告です。

 報告、我が船台の建造ペース、だいぶゆっくりとなりましたが、ご了承を...。
 
 船台の戦艦「三笠」は、艦体上部構造物の建造を進めています。

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 前部及び後部艦橋、煙突の建造を実施。煙突パーツは取り付け部の形状が考えられており、第一煙突と第二煙突の取り付け位置と方向がわかるようになっており、ハセガワのキットに対する評価を上げました。絶賛する対応です。

 煙突まわりのキセル型給気塔は、黄海海戦時を選択したため、画像のとおり通常状態です。日本海海戦を選択すると開口部を撤去したパーツとなります。 この頃の艦は舷側のモールドも複雑で模型的には映えます。全長は特型駆逐艦と同じくらいですが、排水量は全く違い、戦艦ならではの重量です。

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 艦首側艦橋の建造
 このパーツ、四面とも別パーツで箱組です。パーツ接合面の形状複雑にして決まったパーツのみが接合するように考慮された形状とし、組み立てかたを容易にしています。これも絶賛しますが、そもそものパーツが細かく、箱組が結構難しいのでスライド金型が使えないのかな?...とわがままを言ってしまいます。

 後部艦橋の建造
 箱組が少し難しいのが個人的に不満。パーツの合いは上々で、パーツ同士の接合部分も考えられており、説明書どおりにパーツを組み立てないと接合部が密着しない形状になっています。


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「三笠1904」 建造日記05

皆さん、こんばんは。 

 夏の匂いが漂い始めましたね~。今日の日中は、暑いくらいの我が家周辺地域でした。

 さて、建造ペースが“スローリー”で大変申し訳ないのですが、本日は第一船台長からの報告です。 

 …報告、我が船台の「三笠」は80%完成といったところでしょうか? 軍艦はやはり主砲や副砲などを搭載すると、本当にかっこよくなります。 この時代の軍艦は全長が短いのですが、全身ハリネズミのように砲塔が装備されており、艦体舷側の構造物も複雑で模型的には映えます。構造物が犇き合い、重圧感があって良い塩梅です。

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 ハセガワの「三笠」は、かっちりしたモールドで全体的に“びしっ”と決まった印象を受けます。これが魅力ですね~。以前製作したフォーサイトの「三笠」は、このキットに比べるとモールドが繊細で柔らかいイメージです。この“柔らかさ”が、フォーサイトのキットの魅力です。

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 このキットは、色々と作り易いように考えている部分を実感できるところが素晴らしいです。でも、少し疑問なパーツ割りもありますね...。

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 近接戦闘が当たり前の時代の戦艦。船と船が真っ向勝負するのが、本来の姿です。時代が進み、軍艦は海中や空中の敵に翻弄されるようになり、艦容が変化していきます。

キットパーツの取り付けは特に問題ありません。但し、艦橋部の探照灯パーツは、レンズ部分が前後どちらなのか?わかりにくい印象を受けました。



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「三笠1904」 建造日記06

皆さん、こんにちは。

 久しぶりの5月らしい晴れの日です。全国的にも晴れ予報で、こういった日は珍しいとか...。国土が狭い日本ですが、東西南北に斜めに細長い列島だからなんですかね...。

 さて、第一船台で建造中だった「三笠」が無事に竣工しました!

 完成させてキットに感じた事は、作り易さを考慮した良いキットと思います。モールドもしっかりしており、シャープで切れがあるので、完成後の艦容がきっちりしており、良い感じを受けました。

 では、第一船台長の報告です。

 …報告、我が船台の戦艦「三笠1904-黄海海戦時仕様-」が竣工しました。昨年の10月から製作しているので、かれこれ半年以上が経ってしまいました...。…製作時間は少ないですけれどもね...。

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 明治の軍艦ならではの詳細なモールド感。主砲こそ、二基のみと少ないですが中小口径の砲がびっしり舷側をにらんでおり、勇猛果敢でカッコいいです。後部マストトップの大将旗は取り付けに少し疑問もありましたが、キット指定どおりに取り付けました。

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 前部マストは艦体に垂直に取り付けするのに四苦八苦しました。取り付け部の形状はよく考えられているので、マストの前後を間違わずに取り付けることはできますが、主柱を垂直に取り付けるのは一苦労です。また、ヤードがすべて別パーツとなっていて実艦に忠実なのですが、取り付ける際の角度調整には苦労させられます。

 但し、マストは主柱とトップヤードが一体成型であり、信号灯も一体成型となっていて製作しやすさを考慮したつくりになっていて好感持てました。

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 後部マストは、前部マストより艦体への取り付けが容易でした。これは、マスト基部が後部艦橋に接しているため、艦橋甲板が取り付けガイドの役目をするためです。このため、取り付け角度が固定され、比較的容易に垂直に取り付けることができます。

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↑ 艦尾マストにはキット指定通り「大軍艦旗」を取り付けました。旗はデカールで再現されていて取り扱いが容易なのですが、デカールは経年劣化に弱く、個人的にはタミヤのように紙印刷かWLシリーズのようなシールが好みです。

 艦尾甲板のカッター類は取り付けが選択式になっていますが、あえて取り付けてみました。戦闘時には搭載していないものと推測します。 



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軍艦をこよなく愛する中年男子ですが、戦争は嫌いです。

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