フジミ旧キット「龍驤1941」 建造日記 3

皆さん、こんばんは。

 何だか、朝夕が寒いですね~。春が近いような遠いような...微妙な気候です。

 さて、第三船台長の報告です。画像的には前回と同じですが、工員は苦労してますので、報告を聞いてやってください...。

 報告、我が船台の旧キット「龍驤」、予定外に難作業してます。

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 何気に飛行甲板を仮組してビックリ...。飛行甲板パーツが艦体パーツに合わないのです。どこかの構造物が干渉して甲板パーツが盛り上がってしまう状態でした。

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 原因究明を行うと、右舷側の中央側面の箱型構造物が飛行甲板のスポンソンと干渉していました。…なぜ?...と思い、キット説明書の図柄を確認してわかりました。本来、この画像②の構造物は艦体と飛行甲板取り付け位置より2㎜くらい下から張り出していないといけないのですが、このキットでは飛行甲板取り付け位置と面一になっていました。…あくまで推測ですが、金型疲弊によってプラ材が上部まで回ってしまっているようです。

 本来は画像①のパーツと同じ高さから張り出すようなので、ヤスリでひたすら削りました。

 …艦体がヤスリ屑だらけで見苦しいのはご了承ください。

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 なんとか干渉しないレベルまで整形しました...。 このキット、昔製作したことがありますが、もう製作時の記憶がないので、その時も今回と同じような苦労をしたのかは、今となってはかわかりません。

 …いやぁ~、旧キットは気軽に製作できない事もあるんだなぁ...と今回教訓を得ました。


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フジミ旧キット「龍驤1941」 建造日記 2

皆さん、こんにちは。

 久しぶりに本格的な  の一日になりそうです。

 さて、フジミの旧キット「龍驤」、思った以上に艦体パーツにヒケが見られます。40年以上前の開発キットだから仕方ないか...。久しぶりのヒケ対策、パテ埋め作業を行いました。

 併せて、飛行甲板のモールドを眺めていてふと...思いました、エキスパンションがない...。フジミの新キットでも再現されていないようで、前に一次改装後仕様を建造した際には、サラリと文章で書き込んでいましたが、ケガキで再現していました。画像をよく見るとわかります。アオシマのキットにおいても、残念ながら再現されていないようですね。これはアオシマのキットを建造する時に話題とします。

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 艦体パーツはあちらこちらにヒケがみられるため、パテ埋め作業中。喫水板を艦体パーツと合わせましたが、多少のズレがありヤスリで整形しています。

 また、艦首先端の菊花紋章取り付け台をプラ板にて大まかに再現することにしました。詳細な整形は後ほどします。

 艦橋前部パーツの合いは不良でパーツの左右は艦体パーツよりはみ出ます。

 画像手前の飛行甲板は、“エキスパンション”が再現されていないため、ケガキで再現しました。滑走制止装置も再現されていないのですが、こちらは“パス”します。


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「赤城1942」建造日記 8

皆さん、こんにちは。

 今日は、春近し...を感じる曇った日です。週の半ばまですっきりしない予報ですが、こういった日が多くなるのも春を感じますね。

 さて、第四船台の「赤城」は、ここのところ建造工程が進んでいますので、今回も報告します。では、第四船台長の報告です。

 報告、我が船台の「赤城」は艦尾トラスの筋交い再現と飛行甲板の滑走制止索と着艦制動索の取り付けを行いました。

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↑ 飛行甲板の追加工作も細部塗装も終了し、後は艦体に取り付けして艦橋構造物と武装を取り付ければ、「赤城」自体は完成です。 甲板はこの後、デカールによる白線再現作業が待っています。この作業がまた大変そうです。

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 艦尾飛行甲板トラス支柱筋交いの再現
 艦尾のトラス構造は複雑で、「赤城」の見せ場でもあります。この複雑な構造物が少しでも映えるように支柱にある筋交いを再現することにしました。

 個人的にいろいろと調べてみましたが、筋交いの形状がイマイチよくわかりません。ネットの作品やエッチングなども参考にしましたが、筋交い方向がバラバラで、左右どちらが外側なのかよくわかりませんでした。よってこだわることをやめ、自己流で再現することにしました。

 当初、筋交いの素材に0.2㎜の真鍮線を使うことも考えましたが、プラ材に変更しました。シャープさを出すためには、極細の伸ばしランナーを使うことも考えましたが、真直ぐに再現するのが難しいために0.3㎜のプラ丸棒を使いました。

 実艦では、支柱の内側と外側に二重の筋交いがあるのですが、最初に実艦と同じように再現をこころみたところ、筋交いが太いため、作品がくどくなってしまい、考えたあげくに外側のみ再現し、内側を省略することにしました。  
  

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 滑走制止索の再現
 このキット、流行りの表現で滑走制止装置の再現が中途半端になっています。フジミの「龍鳳」作成時にも同様にしましたが、索の再現を行いました。0.3㎜プラ角棒では太いのですが、容易に購入できるプラ材は0.3㎜が限度です。本当は縦索も再現したいところなのですが、この太さでは無理です。

 メーカーとしてはこだわるのならばエッチングを購入しなさいというところらしいいのですが、キットと同等の値段がするエッチングを購入するのはつらいし...、そんなお金あるのならば違うキットが欲しいということで、あきらめているのですが...個人的にはなんとも残念なメーカー対応です。

 着艦制動索の再現
 このキット、滑走制止索同様に、着艦制動索も再現されていないので、プラ丸棒にて再現しました。こちらは比較的容易に再現できます。



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フジミ旧キット「龍驤1941」 建造日記 1

皆さん、こんにちは。 

 昨日は風が肌寒い一日でしたが、春の日差しを感じる日でもありました。本日も良い天気で、もう春が近いですね...。 

 東日本大震災から6年が経とうとしており、メディアでは連日のように話題にしています。あの日、私は自宅に居ましたが、生まれて初めての強い揺れにビックリしました。今でも鮮明に覚えている体験です。また、我が家の愛犬は震災後に家族となったので、もう6歳となるのだな...とつくづく実感しました。

 さて、第三船台にて建造を開始した空母「龍驤」。まずはウォーターラインシリーズ(WL)において旧キットになるフジミの旧キット「龍驤」を素組みで建造します。

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 画面上がWLの新キット、アオシマの「龍驤」。画面下がWLの旧キットとなるフジミの「龍驤」で、フジミでは同社の発売するシー・ウェイ・モデル中でも新キットを発売し、このキットは絶版となっているので、フジミ内においても旧キットになります。

 アオシマ製「龍驤」のBOXアートは新しいだけあって、考証が最新です。アートの画伯の名前はわかりませんが、アオシマ製WLではよく見かける画風です。

 フジミ製の旧キット「龍驤」はWL画伯の巨匠、上田毅八郎氏のものです。艦橋部分など実艦とは異なった形状をしていますが、発売当時の考証によるものなので仕方ありませんね。キット内容もBOXアートと同じような形状の艦橋構造物となっています。 色彩も明るく、勇ましい姿を描いたもので、小型空母ですが重圧感が漂う画風となっています。

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 フジミ製旧キットの内容。WLの初期群のキットとしては、発売時のキット№が82番目の後発キットで、有名で人気がある艦から発売していった同シリーズとしては、どちらかと言うとマイナーな艦であったことがわかります。

 フジミのWLキットは黒っぽい成型色が特色。ランナーも艦体と喫水板を除くと2枚しかなく、シンプルで作り易いものとなっています。当時の常識では普通のキットですが、実艦の考証が進んでいなかったため、武装や艦体形状の細かい部分で間違いが多いものになっています。

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 個人的に最も悩んだことが、この飛行甲板の艦首部分の仕上がりです。キット発売の1973年当時は鉄張り甲板というのが定説でした。

 長らく、飛行甲板前端は鉄張り説が主流だったのですが、近年になって木張り甲板というのが主流になりつつあります。これは、「龍驤」で撮影された人物象の写真に板張りの甲板が写っているためで、撮影方向が前部エレベーターより前方のためということでした。

 この写真では、木張りが縦方向であることもわかり、最近の新キットではフジミ製でもアオシマ製でも、飛行甲板前部は縦張りで前部エレベーター後端からは横張の木甲板モールドとなっており、新考証を反映させた内容となっています。私は以前に製作したフジミ製新キット“一次改装後の「龍驤」”でこの事実を初めて知り、当時ビックリしたものです。

 このフジミ製新キットが発売される前より、前部甲板が木張りの作例が見られるようになっていた頃、この部分の真相が知りたくて色々と探求したものです。その頃は、木張りを艦尾まですべて縦張りに張り替えした説が注目を集めておりました。しかも、飛行甲板は前端と左右の指揮所付近の一部が鉄張りで、残りが木張りという説だったのです。(現在においても、新キットの表現が正しいかどうかは不明です。)

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 左舷側の高角砲台座支柱
 最後尾の支柱は性能改善工事により撤去され、機銃座支柱に変更されています。キット形状は竣工時のものです。

 青葉型重巡の平甲板に二階建ての箱型構造物(艦載機格納庫)を乗せた、独特の艦容を大雑把であるがよく現わしています。

 艦首側の甲板が艦尾側より高いのがよくわかりますよね。演習時に台風の大波を艦首から被り、艦橋前壁が圧壊したためにその防災対策として甲板の高さを増したのです。被害時には艦尾側からも波が侵入したのですが、復元性能を低下させるために甲板の嵩上げは断念されました。

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 右舷側は高角砲座支柱が二つしか再現されておらず、性能改善後をきちんと表しています。高角砲座支柱の艦尾側には別パーツで機銃座を取り付けるようになっています。「龍驤」の考証は開発当時ではほとんど知られていなかったものと推察され、キット化にあたってはだいぶ苦労したと思います。空母は左右が非対称なので、両舷の細かい考証が中々進まないのがネックですね。

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 艦橋パーツ
 BOXアート同様に艦橋が両舷いっぱいに再現されています。キットパーツは中央部のみ別パーツに分かれていて以降左右窓枠は艦体パーツにモールドされていますが、実艦では二次改装後に艦橋縮小を実施しており、正面から眺めると...このパーツより左右の窓枠はありません。

 …以上、旧キットの大きな問題点を挙げてみましたが、新キットに世代交代した現在において、あえて旧キットの粗を探すのは意味の無いことだと言われる方も多いと思いますが、昔懐かしいキットの欠点を話題として楽しみつつ、素組みをしてみたいと思います。



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「龍驤1942」 建造日記 1

皆さん、こんばんは。 

 本日は曇の多い一日。夕方一雨あった千葉北西部は寒さが戻ってきたようですが、皆さんはいかがでしたでしょうか。ここのところ温かい日々が続いていたので、…お陰様で花粉症の症状がひどいです。

 さて、第三船台のアオシマ製空母「龍驤」は長らく作業を停滞していましたので、本日より建造開始です。膨大なストック棚を眺めていたところ...、フジミの旧キットを見つけたので併せて建造することにしました。このフジミの旧キットは、ウォーターラインシリーズ(WL)にフジミが参画していたころのキットなので、WL新旧キットの作り比べとなります。

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 先ずは、WLとしては新キットとなるアオシマのボックスアート。フジミの「龍驤」がシリーズから欠落したのが1992年。アオシマの「龍驤」が発売されたのが2016年(シリーズ定番キットの発売年)なので、24年の欠落期間がありましたが、やっとシリーズに戻ってきました。

 「龍驤」といえば小型空母。当時の社会情勢により、“保有制限にかからない小型の空母を多数建造して国力を高める”という考え方により建造された軍艦です。しかし、その後の社会情勢の変化により小型空母にも保有制限がかかり、多数を建造して保有することが出来なくなったため、「龍驤」は計画していた搭載機数を増やすという変更を受け、格納庫が一段から二段となって上部に伸びてアンバランスな艦容となりました。

 この青葉型重巡の艦体に二階建ての格納庫を設け、いかにもアンバランスな艦容を見せる「龍驤」は、個人的にはなかなか魅力な軍艦です。

 BOXアートは定番の構図。海面より望む画角は、軍艦がカッコよく見える画像です。個人的にはもう少し動きを感じられると嬉しいな...。この角度だと、飛行甲板がわからないのが残念です。

003_ryuuzyou1942_02.jpg
 キット内容はこんな感じ...。艦体は左右分割。喫水板は側面が見える普通のタイプです。このキットで注目するのは、格納庫内部が再現されていること。アオシマの空母は最近このように格納庫を再現するものが多いです。

 画像の他にシリーズ共通の艦船装備パーツ(リニューアルパーツ)2枚と前期型艦載機パーツ1枚が付属していますが、撮影の際に省略しました。

 …ちなみに、訂正に関する紙(画面右下)が同封していました。アオシマの説明書は間違いが多いので有名ですが、それなりに製品を提供する側としてのホローは必要なので、良いことですね。


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軍艦をこよなく愛する中年男子ですが、戦争は嫌いです。

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