「北上1942」建造日記 2

皆さん、こんにちは。

 ここのところ、五月晴れの良い日が続いています。…でも少し暑いかなぁ...。

 さて、本日も第二船台長の報告です。

 報告、我が船台の「北上1942」は、塗装を踏まえて主要パーツの組み立てを行いました。

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 このパーツ、艦体パーツへ取り付けはダボによるものなのですが、艦体側のダボ受け穴が大きすぎるので、位置決めが曖昧です。また、張り出し部のパーツの取り付けラインが目立つのがネックですね。

 前回の説明で、艦体パーツは喫水線が再現されていないといいましたが、よく見るとこの艦体パーツは喫水ラインのモールドが再現されていました。

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 前楼パーツと後部マストパーツ。後部マスト下段の探照灯パーツ取り付け以外はすべて製作済みです。球磨型は複雑な前楼形状をしていますが、細かい部品割りで再現されています。特に作り憎い印象はありませんでした。

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 画面左より、第一煙突、第二煙突、第三煙突となります。第二、第三煙突は第一煙突より短いのがわかりますね。

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 艦橋構造物基部と後部操舵室基部パーツ。塗装を考慮して艦橋パーツは未完成です。艦橋パーツの測距儀パーツの細かさに驚きましたが、その割に全体的にパーツのモールドがだるい表現なのが気になります。

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 旧日本海軍が誇る、酸素魚雷を片舷20射線発射できる必殺の兵器として改装された「北上」でしたが、太平洋戦争の頃は進化した高性能の航空機による三次元の立体戦に変化し、艦隊同士が戦う二次元の戦闘機会が激減してしまいました。よって、「北上」を使用した戦術も卓上での理論となって、無用の長物化してしまったことは、色んな書物などで言われていますね...。

 私は、WL限定版をあまり購入しないようにしていますが、このキットは以前製作したピットロードのキットと違い、魚雷発射管にシールドを付けたものを再現しているため、購入しました。…メーカーの思惑にまんまとハマった状態ともいえます...。

 この発射管シールド、昔はフルシールドと言われていて重雷装のレジンキットでは陽炎型のものがついていました。ピットロードのプラキットが発売された頃には、シールド無しというのが新考証だったと記憶しています。その後、学研の本により最新の考証による簡易シールドの形状を装備していたことが発表され、当時大いに驚いたものです。

 このキットはこの簡易シールドを再現した初めてのプラキットなのです。これが、個人的には最も魅力的な部分でしたので、迷わず購入しました。確か、先行発売されていた「大井」の高速輸送艦仕様のキットでも同封されていたように思えます。

 このシールドパーツの取り付けが、結構難しく感じました。発射管にうまくフィットしないのです。発射管に対して水平と垂直の位置決めをする必要があります。

 …しかし、改めて思いますが、航空機が発達した時代ではこういう艦の運用方法は難しいでしょうね。なんたって、上空から狙い撃ちされたら誘爆するものが沢山艦上にあるのですから...。


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「北上1942」建造日記 1

皆さん、こんにちは。 

 第二船台はしばらくの間休業していましたが、次に何を建造するかでいろいろと悩んでいました...。静岡ホビーショーも終わり各社の上半期新製品の発表があったところで、各社の上半期新製品が駆逐艦や支援艦といった中小艦艇が多いことも踏まえ、以前より予定していた軽巡「北上」を船台に上げることにしました。

 このキット、昔はピットロード(PT)系列からレジンキットとして発売されていただけの“超マイナー艦”でした。PTが非常に元気だった頃にやっとプラキット化されて、即製作した記憶(10年くらい前になりますかな?)があります。それが今ではウォーターラインシリーズ(WL)で発売されるとは、夢にも思いませんでした。

 個人的にはもう一つ驚きだったのが、このキットは定番シリーズキットではなく、限定キットとして発売されたことです。僚艦「大井」は重雷装艦の竣工時仕様が定番キットで、限定として高速輸送艦時代の姿を現したキットを発売していましたが、「北上」では、竣工後に魚雷発射管にシールドを追加装備した姿として本キットを発売、その後に回天輸送艦に改装された最終仕様を定番キット化したのです。私はこの回天輸送艦仕様のキットはWLでは発売しないものと考えていたので、ビックリしました。…今思えば根拠の無い思い込みだったのですが、フジミの特シリーズで先行発売されていることと、PTからとうとうプラキット化されなかったことがかなり影響しているものと思います。しかし、冷静に考えれば...、マイナー艦を次々と発売している今のアオシマならばキット化する可能性が高いことが分かったはずです。

 さて、前置きが長~くなってしまいましたが、キットの製作に入ります。では、第二船台長の報告です。

 …報告、我が船台では軽巡「北上」のミッドウェー海戦前後の姿を再現しようと思います。

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 先ずは、BOXアートから...。個人的にはあまり好まない画風です。なんか冷たい印象を受けるというか、動きが感じられないというか、画風が平面的なのです。

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 キット内容。5,500t軽巡ということでそれほどパーツ数は多くありません。「北上」は僚艦「大井」との違いで有名なのは第二、第三煙突の高さを短縮していることです。画面中央の右端のパーツが煙突パーツですが、「北上」専用パーツとなっています。その左隣のパーツが魚雷発射管のシールドパーツ。このキットを購入する直接の理由となりました。

 パーツは細かいものが多く、双眼鏡までパーツ化されています。しかし、モールドが繊細なのは良いのですが、キレが無いだるさを受けるものでした。

 艦体パーツはバスタブ式の一体成型。艦底パーツは無いので、喫水線を再現できないものです。

 先行発売された「大井」のキットは魚雷発射管のシールドが無いもので、古参キットのPTキットと同じ艦容をしていますが、本キットでは運用側の要望からシールドを装備した艦容で発売されました。PTキットとは前楼部分も形状が異なり、球磨型独特の複雑な形状を残した形でキット化されています。先行発売された「大井」では、前楼は改修された形をキット化しています。

 これは、最新の考証により「大井」と「北上」で重雷装艦時の形状が異なっていたのか、単に諸説を取り入れて異なる形状にしたのかが、私にはわかりませんでした。

 艦橋窓枠と探照燈は私が嫌いな透明パーツとなっています。

 機銃パーツはシリーズ共通のWパーツを使用するようになっています。アオシマのキットは機銃類のパーツを新規開発したものを使ったり、WL共通パーツを使ったりと一律性がありません。


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「三笠1904」 建造日記06

皆さん、こんにちは。

 久しぶりの5月らしい晴れの日です。全国的にも晴れ予報で、こういった日は珍しいとか...。国土が狭い日本ですが、東西南北に斜めに細長い列島だからなんですかね...。

 さて、第一船台で建造中だった「三笠」が無事に竣工しました!

 完成させてキットに感じた事は、作り易さを考慮した良いキットと思います。モールドもしっかりしており、シャープで切れがあるので、完成後の艦容がきっちりしており、良い感じを受けました。

 では、第一船台長の報告です。

 …報告、我が船台の戦艦「三笠1904-黄海海戦時仕様-」が竣工しました。昨年の10月から製作しているので、かれこれ半年以上が経ってしまいました...。…製作時間は少ないですけれどもね...。

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 明治の軍艦ならではの詳細なモールド感。主砲こそ、二基のみと少ないですが中小口径の砲がびっしり舷側をにらんでおり、勇猛果敢でカッコいいです。後部マストトップの大将旗は取り付けに少し疑問もありましたが、キット指定どおりに取り付けました。

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 前部マストは艦体に垂直に取り付けするのに四苦八苦しました。取り付け部の形状はよく考えられているので、マストの前後を間違わずに取り付けることはできますが、主柱を垂直に取り付けるのは一苦労です。また、ヤードがすべて別パーツとなっていて実艦に忠実なのですが、取り付ける際の角度調整には苦労させられます。

 但し、マストは主柱とトップヤードが一体成型であり、信号灯も一体成型となっていて製作しやすさを考慮したつくりになっていて好感持てました。

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 後部マストは、前部マストより艦体への取り付けが容易でした。これは、マスト基部が後部艦橋に接しているため、艦橋甲板が取り付けガイドの役目をするためです。このため、取り付け角度が固定され、比較的容易に垂直に取り付けることができます。

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↑ 艦尾マストにはキット指定通り「大軍艦旗」を取り付けました。旗はデカールで再現されていて取り扱いが容易なのですが、デカールは経年劣化に弱く、個人的にはタミヤのように紙印刷かWLシリーズのようなシールが好みです。

 艦尾甲板のカッター類は取り付けが選択式になっていますが、あえて取り付けてみました。戦闘時には搭載していないものと推測します。 



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フジミ旧キット「龍驤1941」 建造日記 7

皆さん、こんばんは。 

今日は第三船台長の報告です。

報告、我が船台の「龍驤」旧キットは、艦体の建造はほぼ終了です。艦首の菊花紋章に色を付ければ終了といった感じ。あとは、艦載機の製作となります。

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 艦載艇の製作
 キット付属の艦載艇は、現在の模型レベルの目で見ると詳細なモールドが無く、大雑把な形状で表しており、積極的に使用したいパーツではないのですが、ここだけ見栄えが良いパーツに交換する意味もないのでそのまま使用しました。何ともお粗末な出来ですが、大まかな形状は正しい形をしています。

 このパーツを説明書どおりに取り付けするのが困難で、どうしようか迷いました。キットの組み立て説明書指定の箇所には艇体が大きすぎて入らないのです。迷ったあげく、自己流で搭載させてみました。説明書の取り付け指示も塗装平面図の記載位置とは合わず、実艦とは異なっているようです。

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 艦橋脇の機銃はキット説明書によると25㎜連装となっているので、ウォーターラインシリーズ(WL)の装備品から調達しています。ここは、実艦では13㎜4連装機銃が正解です。

艦中央部の高角砲もWLより調達。その後ろの煙突直前にある機銃は25㎜連装ですが、ここは実艦どおりになっています。

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 飛行甲板の後部エレベーター両舷にある機銃は25㎜3連装を取り付けるよう指示していますが、実艦では13㎜4連装です。作例ではキット指示どおり25㎜3連装を取り付けました。その後ろのブルワークは、25㎜単装機銃の取り付け指示となっていますが、実艦では装備していた可能性が低いようです。作例では、ピットロードの旧装備品パーツより調達しています。

 このキット、全体的な雰囲気はかっこよくできていますね~。


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「三笠1904」 建造日記05

皆さん、こんばんは。 

 夏の匂いが漂い始めましたね~。今日の日中は、暑いくらいの我が家周辺地域でした。

 さて、建造ペースが“スローリー”で大変申し訳ないのですが、本日は第一船台長からの報告です。 

 …報告、我が船台の「三笠」は80%完成といったところでしょうか? 軍艦はやはり主砲や副砲などを搭載すると、本当にかっこよくなります。 この時代の軍艦は全長が短いのですが、全身ハリネズミのように砲塔が装備されており、艦体舷側の構造物も複雑で模型的には映えます。構造物が犇き合い、重圧感があって良い塩梅です。

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 ハセガワの「三笠」は、かっちりしたモールドで全体的に“びしっ”と決まった印象を受けます。これが魅力ですね~。以前製作したフォーサイトの「三笠」は、このキットに比べるとモールドが繊細で柔らかいイメージです。この“柔らかさ”が、フォーサイトのキットの魅力です。

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 このキットは、色々と作り易いように考えている部分を実感できるところが素晴らしいです。でも、少し疑問なパーツ割りもありますね...。

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 近接戦闘が当たり前の時代の戦艦。船と船が真っ向勝負するのが、本来の姿です。時代が進み、軍艦は海中や空中の敵に翻弄されるようになり、艦容が変化していきます。

キットパーツの取り付けは特に問題ありません。但し、艦橋部の探照灯パーツは、レンズ部分が前後どちらなのか?わかりにくい印象を受けました。



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軍艦をこよなく愛する中年男子ですが、戦争は嫌いです。

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