軽巡「天龍1941」 建造日記 05

皆さん、こんにちは。

 第五船台にて建造中だった、ハセガワの新キット軽巡「天龍」が無事に竣工しました。


 キットのモールドは、ハセガワの持ち味である繊細なもので、最近の精密志向に対応してモールドは密に施されています。ただ、ボートダビットや旗竿などは昔ながらの少し太い成形の気もしますし、マストももう少し細ければいい感じがします。

 艦尾の対潜兵器も縮尺どおりなんでしょうが、もう少しデフォルメしたほうが映える気がします。

 作り憎かったところは第一煙突側面の小煙突取り付けと艦尾の爆雷発射機の取り付け。小煙突は、甲板基部から一体式のパーツにして欲しかったところ。爆雷投射機は小さすぎます。

 反対に作り安かったのは第一煙突から第三煙突までを船体に取り付ける部分やカッターのボートダビットへの取り付けです。よく考えられていて作業がスムーズにいきました。

 14cm単装砲は砲身が華麗に細いですが、旗竿と比べると細すぎかも?また、長すぎる気もします。

005_tenryuu1941_13.jpg 旧作に比べ、シャープで精密さが増しました。なにより艦橋構造物が実艦に沿った表現となったところが嬉しいです。 

005_tenryuu1941_14.jpg 近接対空火器が7.7㎜単装機銃2基のみで、後部に8cm単装高角砲1基しか搭載していません。これでは、敵航空機の攻撃を防ぐことができなかったでしょう。 

005_tenryuu1941_15.jpg 開戦当時は、前部マストが大型で高いことがわかります。通信機器の技術的な問題からこのように高いマストで電波を受信しなければならなかったようですが、マストが高いと敵に発見されやすいので、翌年には改装されて短縮しています。通信機器も技術的に進歩したのかな? 

005_tenryuu1941_16.jpg 対潜兵器も貧弱です。これでは、威嚇攻撃くらいが精一杯だったでしょう。日本の軽巡は新鋭の阿賀野型も含め、あくまで艦隊決戦を想定した水雷戦隊旗艦に対応したものでした。太平洋戦争では、艦隊同士の戦いはすでに古いものとなっていたため、新型兵器の航空機や潜水艦の攻撃に苦しむことになります。

 天龍型も改装企画があった防空巡洋艦に改装されて、開戦時に配備されていれば、もう少し活躍できたものと思います。 

005_tenryuu1941_17.jpg 旧キットと並べてみました。

 実艦のリサーチが進み、表現が正しくなっていますね~。 

005_tenryuu1941_18.jpg 旧キットも全体的な形は正しかったことがわかります。細かいところでは、間違いが多いですが...。 



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