軽巡「能代1944」 建造日記 09

皆さん、おはようございます。

 12日は、これぞ五月晴れ!!といった好天気に恵まれた千葉県北西部。風も穏やかで、湿度も低く快適な一日でしたが、ここのところ...これまたこの時期特有の薄曇りのような晴れが多いです。

 では、第二船台長の報告です。

 …報告、我が船台の「能代」は無事に竣工です!

 作業の後半にかなり停滞を招きましたが、何とか完成させました。やはり、フジミの特シリーズは独特の細かなパーツ割りとパーツ精度の不良により、建造が難航します。…それでも、苦労して作り上げれば中々映える出来上がり...。苦労が報われた瞬間です。

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 阿賀野型軽巡は、洗練された艦橋構造物と一本化されてスッキリした誘導煙突、強力な雷装と航空兵装が魅力ですが、艦型が小型なために主砲と高角砲の装備が満足なレベルに達しませんでした。

 もともと水雷戦隊旗艦として建造されたため、艦型を大きくせずに雷装と航空兵装を強化したのです。しかし、本艦が登場した頃には、艦隊同士の直接対決は過去のものとなり、空母機動部隊による航空機による攻撃が支流となっていました。したがって、軽巡の仕事も駆逐艦群を率いて敵艦隊を攻撃することでなく、空母艦隊を敵機や敵潜水艦から守ることに変化しました。本艦型は排水量の関係から高角砲が片舷連装1基のみであり、この時代の軽巡としては防空能力が非常に低いことが致命傷となっていきます。

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 高角砲は長8糎連装砲で、秋月型駆逐艦の10糎連装砲を改良して小型にしたものですが、性能については、あまり評価されていないようです。

 主砲は15糎連装砲ですが、これも排水量制限から新型砲を搭載できず、機械化による自動装填ができない旧式砲を搭載しました。しかも、護衛艦艇としては主砲の対空能力がないのが致命的な欠点です。旧日本海軍は終戦までに両用砲の開発ができなかったのでした。

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 艦首方向からの眺望。なんだ...かんだ...と欠点ばかり言ってしまいましたが、小型の艦型に洗練された艦橋形状と優美な誘導煙突、やはり阿賀野型はカッコ良いなぁ~と感じます。

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 艦尾方向からの眺望。日本軍の艦艇はこの軽巡に限らず、重巡にしても空母にしても米軍艦艇より小型でスリムなものが多いですね。



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