ヤマシタホビー製「綾波1941」建造日記 5

皆さん、こんばんは。

 寒かったり、暑かったりと相変わらず気温差が大きい日々を過ごしています。でも、徐々に秋の香りを感じます...。台風18号も過ぎ去り...、特に被害も受けなかったのが幸いでした。

 さて、第一船台にて建造中の特Ⅱ型駆逐艦「綾波1941」も、そろそろ終盤作業となりました。

 では、第一船台長の報告です。

 報告、我が船台の「綾波1941」は舷外消磁電路、艦載艇、前後マストの取り付けを行いました。

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 外舷消磁電路の取り付け
 本当は艦体組み立て直後にするべき作業なのですが、私はどうもこの作業を忘れがちです。キットでは、臨戦態勢により装備されたこの電路は再現されていないので、大戦中の姿を再現する時は是非再現することをお勧めします。大戦前の性能改善直後頃の姿では、再現する必要はありません。

 この電路、個艦により形状が異なることがあり、しかも一つの艦でも大戦前期から後期にかけて損傷修理などにより電路の形状が変化していることもあり、こだわると正確な再現は難しくなります。特型の実写真では、Ⅱ型の「狭霧」や「潮」、Ⅲ型の「響」の写真が結構明瞭な電路形状を確認できる写真として残存していますので、これらを参考にしました。


001_ayanami1941_13.jpg
 艦尾付近の舷外消磁電路の修正
 スクリューガード周囲の舷外消磁電路取り付けを変更しました。前作の「浦波」や「響」では学研の歴史群像シリーズ本の折り込みイラストに従って電路を再現しましたが、どうもスクリューガード付近の形状に誤りがあるようなので、変更しました。最も実艦写真で参考にしたのは僚艦「潮」と「響」なので、建造中の「綾波」はイラストのような形状かもしれません。しかし、Ⅱ型とⅢ型の僚艦とも同様な形状なので、「綾波」も同じ形状をしている可能性は高いと考えます。

001_ayanami1941_14.jpg
 カッター取り付け
 特Ⅱ型の搭載カッターは、7mのものです。

 3m測距艤への変更
 キットの測距艤は、性能改善工事前の2mのもので、大戦時には3mのものに換装されていたようです。しかも、測距部分はドーム型の覆いがありました。ピットロードの艦船装備パーツのものに交換しましたが、ドーム型のものはないので、我慢です。

 前部マストの修正
 この部分も知りませんでしたが、キットの前部マスト形状は、性能改善工事前のもので、3m測距艤を装備した時に、測距艤の旋回範囲を避けるため、前部マスト主柱の傾斜角度が大きくなったようです。この角度は煙突の傾斜角度と同一らしく、美的感覚にこだわっていたようですね。日本人らしいモノづくりです。

 作例では、キットの支柱を艦橋後部の信号所で切断し、傾斜をつけ、主柱が傾斜するようにしました。実艦の写真をみても、この位置で支柱の傾斜角度が変わっているようです。

 内火艇の取り付け
 特Ⅱ型の搭載内火艇は6.5mと7.5mのものです。左舷側のこの位置のものは、6.5m内火艇です。ダビットの取り付けはかなり無理しているので、取り付けはスムーズにはいきません。

 13㎜連装機銃の取り付け
 キットの機銃、当初25㎜連装機銃と思っていましたが、どうやら13㎜連装機銃を再現したものらしいです。25㎜連装機銃は開戦頃に装備していなかったのでは?という疑問から、勘違いが発覚しました。13㎜機銃としては少し大きすぎる気もしますが、機銃の再現は中々難しいようで、艦船モデル発売のメーカー毎に特長があります。こだわるならば、ファインモールドのナノドレッドシリーズがベストでしょうが、コストがかかるのがネックですね...。

001_ayanami1941_15.jpg
 前部マストは支柱の一部を切断して傾斜を付け、主柱を煙突傾斜角度に合わせて傾斜させました。

 大戦突入時にはすでに旧式化していた特型駆逐艦ですが、護衛や輸送任務に大いに活躍しました。新鋭の甲型駆逐艦に比べ、航続距離が短いのがネックだったようですね。それでも、日本の駆逐艦建造技術が欧米へ認められた画期的な駆逐艦だったのは間違いないので、特型は素晴らしいです。その中でも、特にⅡ型は艦容が美しいですよね。


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